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古民家リフォームで失敗のないおしゃれな家に!費用や注意点は?

2021.06.14

古民家には暑さをしのいで快適な生活ができる知恵や工夫が施されており、自分たちらしい特別な住まいを演出できることから、近年、古民家リフォームが人気を集めています。今回は、古民家の魅力が分かるメリット・注意したいデメリットを中心にリフォームする際の費用相場について解説します。

古民家リフォームのメリット

古民家は、古き良き日本を感じられる住宅です。一般的には、昔ながらの住宅かつ築50年以上経過している家を古民家としています。日向ぼっこを楽しめる縁側をはじめ、古民家をリフォームするメリットは築年数相応の風合いを味わえること以外にもさまざまです。


強度のある良い資材を使用しているケースが多い

剥き出しになった太い柱、小屋組や床組などを支える梁(はり)などに魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。古民家は、新築住宅と比較すると強度の高い資材を使用しているケースが多いため、リフォームで手直しをすることでより耐久性の高い家にできます。

昔よりも資材は高騰しているため、仮に同じ太さや長さのある資材で家を建てる場合、費用は高額になるでしょう。また、古民家に使用している柱や梁が樹齢100年など希少な資材を使用している場合、手に入らないケースもあります。


通気性がよい

換気性能に優れている家にするには、湿気と風に配慮した構造であることがポイントです。現在のような冷房設備がなかった時代に建てられた古民家には、この条件が備わっています。暑さ対策のため、古民家は天井が高く設計されているデザインが多いです。

暖かい空気は上にいくため、天井に高さを設けることで空気がこもらず部屋全体の風通しがよくなります。古民家にもよりますが、木材の大敵である湿気やシロアリ対策として、頑丈なヒノキやケヤキを多く使用している場合もあります。

また、風が抜けるよう障子やふすまなどで部屋を区切っていることも通気性がよい理由です。現代のようにコンクリートなどで部屋を区切っていないため、その日の天候や気温によって自由に開閉を決められます。


部屋数や間取りに余裕がある

通気性や住みやすさを考慮して、古民家は1部屋が大きい間取りや、部屋数が多い傾向にあります。障子やふすまを外せば、1つの広い空間として来客や親族の集まりなど大人数にも対応可能です。広々とした部屋は、家具を設置しても窮屈さを感じないため、開放感を得られるのも古民家のメリットですね。

一二三工務店では、古民家のリフォームを検討しているお客様へライフプランに合わせた間取りのご提案をしています。ぜひお気軽にご相談ください。


人体や環境に優しい

環境問題が深刻な現代において、住まいの多くはコンクリートや合板などの人工素材を使うことが当たり前となっており、中にはシックハウス症候群やアレルギーを起こしてしまう人もいます。一方、古民家は自然素材のみで作られているため健康住宅と言えるでしょう。

木から切り出した無垢材が建物の土台や柱などに使われているため、赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心して暮らせます。古民家は希少で頑丈な木材を使用していることも多いため、リフォーム後も継続して使用できる部分もあり環境に優しいこともメリットです。

 

購入費用が比較的安く固定資産税が軽減するケースも

物件の購入費用が新築と比べて安い傾向にあることも、古民家のメリットです。しかし、築年数や家の状態によってはすぐに住めずリフォームや大々的なリノベーションが必要な場合もあります。古民家が安いと思って購入したけれど、総額でみた場合、費用が高くなったというケースも。古民家を購入する際は、購入費、リフォーム費が予算内で収まるか確認をしましょう。

この他に、古民家の場合、固定資産税が安くなる可能性があります。家は経年とともに傷んでいくため、資産価値も下がり、築年数に応じた減額制度があります。築25年以上の場合、新築時の固定資産税の2割で済むため該当すれば非常に経済的です。

ただし、リフォームの内容によっては家の評価額が上がり固定資産税がアップする場合があるので注意が必要です。

バリアフリー化や省エネ化をした家のリフォームは固定資産税が減額するなど、増減の基準や条件は自治体により異なります。興味のある人は、ぜひリフォーム前に自治体へ相談してみましょう。

古民家リフォームのデメリット

メリットが多く感じられる古民家ですが、デメリットもあります。特にセキュリティや水回りの劣化などは、古いからこそ存在するデメリットです。快適な古民家での生活を送るためにも、ネックになる部分を知り、対策しましょう!

 

断熱性・耐震性が低い

・断熱性

古民家は通気性がよく、夏は涼しく快適に過ごせますが、気密性が低いため冬は寒いです。古民家は現代の住宅に備わっている断熱施工がほぼできていないため、リフォームの際は多くの古民家で断熱工事が必要となるでしょう。

一般的な家の熱のおよそ半分は窓から逃げていくとも言われているため、窓のすき間を塞ぐ、二重窓にするなど家の構造や地域の気候に合わせた変更をしましょう。

・耐震性

古民家と現代の住まいでは、同じ木造であっても構造が大きく異なります。また、1981年に耐震基準が改正されましたが、古民家は築50年以上経っているのでこの基準を満たしていません。

日本は地震の多い国であるため、大規模な地震により建物が倒壊してしまう恐れもあります。リフォームする際には、家を現行の耐震基準まで引き上げましょう。

 

防犯性能が低い

現代では、モニター付きのインターホンやホームセキュリティの導入など、セキュリティ面を重視している住まいが多く見られます。しかし、古民家は窓が多く入り口も複数あるため、防犯性能は低いと言えるでしょう。また、周りに住宅が密集していないこともあり、空き巣に狙われやすい傾向にあります。ご家族が安心して暮らせるよう、セキュリティ面も考慮したリフォームを行いましょう。

 

水回りや基礎の劣化が激しい

古民家は長い年月により、水回りや基礎が激しく劣化している可能性があります。例えばトイレが洋式ではなく和式、浴室はユニットバスではなく昔ながらのタイル張りなど、現代の設備と大きく異なり、使いにくさを感じる傾向にあります。

長く使用されておらず汚れが蓄積されていることも多いため、水回りのリフォームは欠かせません。また、排水管の位置によっては後から間取りの変更をしたいと考えてもできなくなることもあるため、間取りの変更を希望する人は、先に水回りがどうなっているかをチェックしましょう。

排水管を延長することにより理想の間取りを実現できることもありますが、その分費用が割高になります。あまりにも損傷の範囲が広いと、想像以上に大がかりな工事になる可能性がありますが、放置すると家の倒壊を招く恐れもあるので危険です。古くなった部分は取り替えて、長く快適に暮らせる家作りを目指しましょう。

 

害虫被害のリスクがある

自然豊かな場所に建つ古民家には、たくさんの虫が寄り付きます。その中でも、木造住宅の大敵と呼ばれているシロアリは、建物の土台や柱などの構造体を食い荒らし、建物の強度を下げていきます。シロアリ被害は気付かないうち進行するため、気付いたときには手遅れ…そんなケースもあるのです。購入前に軒下などをチェックしてシロアリ被害がない家であるかをチェックしましょう。刺されると死に至る可能性もあるハチが、屋根裏などに巣を作っていないかも調べておくといいですよ。

古民家リフォームの費用相場

古民家リフォームの費用は、建物の劣化状況によって大きく変わります。どんなときに高くなってしまうのかなどを理解したうえで、工事の優先順位を決め、予算と併せてお考えください。

費用相場は【約1,000万円~2,000万円】と幅広い

古民家リフォームは、水回りや内装などの交換、間取り変更、耐熱性や耐震性の確保、基礎の補修・補強など一般的な中古物件よりも大規模な工事が必要になります。そのため工事費用も高く、相場は約1,000~2,000万円です。費用は、建物の劣化状況によって変動し、水回りや基礎部分が激しく劣化しているとその分費用がかかってしまいます。

例えば、傷みが酷くない水回りの設備変更を含む工事は1ヵ所につき約50~100万円前後ですが、お風呂の大がかりな工事では100万円以上かかることもあります。

 

古民家リフォームをする際は、設備や家の気密性アップなど、「何をどこまでやるか」という優先順位をつけたうえで行うようにしましょう。

 

古民家リフォームに必要な工事は建物の傷みに合わせて行おう!

古民家の魅力は、時代を重ねてきた風合いにあるでしょう。美しく立派な柱をはじめ、今では希少となり入手できない木材をふんだんに使用している傾向にあるため、古民家でしか感じられない重厚感を味わえます。必要な工事は家の損傷により異なるため、古民家リフォームをお考えの方は

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