バスルームは汚れを落とすためだけでなく、1日の疲れを癒す場所にもなります。せっかく費用をかけるなら、「ゆっくりリラックスしたい」「古くなったバスルームをおしゃれにリフォームしたい」など、お好きなイメージでおしゃれなバスルームに変身させましょう!当社は、あなたに合ったデザインを提案します!
バスルームをおしゃれにするアイデア
バスルームは、色使いやデザイン構成にこだわることでおしゃれな空間を演出できます。また、浴槽の形状や素材によってもバスルームの印象をガラッと変えられるので、自分好みのバスルームにリフォームが可能です。今回は、いくつかのデザインを例に、バスルームをおしゃれにするアイデアをご紹介します。
バスルームデザインを考える
バスルームは、ただ日々の汚れを落とすだけでなく、ライフスタイルによってさまざまな使い方ができます。
例えば、「シャワーのみを使用したい」という人には浴槽がないシャワールームにリフォームしたり、「ゆっくりくつろぎたい」という人にはゆったり足を伸ばせるような浴槽に交換したりと、使用目的によってデザインを変更することができます。
どんなふうにバスルームを利用したいかを明確にし、バスルームのデザインをプランニングしましょう。
・木材の特徴を活かした和風温泉デザイン
最近は年配の方だけでなく、若い世代にも木材の特徴を生かした和風温泉デザインがおすすめです。
木材は浴室に不向きだと思われがちですが、浴室向けの材質や加工を施した木材もあるため、自宅でも簡単に和風温泉デザインを取り入れられます。
主に素材として使用されているヒノキやヒバなどには、天然木ならではの独特な香りや風合いなどを感じられ、高級旅館の温泉にいるような雰囲気を味わえるでしょう。しかし、価格は比較的高価なため、費用を抑えたい方は浴槽のみを木材に変えたり、和の雰囲気を感じられる大判タイルを床や壁に使ったりと、部分的にリフォームするのもおすすめです。
・流行りのナチュラルな北欧デザイン
流行りのナチュラルな北欧デザインのバスルームは、シンプルな色使いとデザイン構成が魅力です。
「白」をベースに、「ブルーグリーン」などの優しいカラーをアクセントに取り入れるだけで、一気におしゃれな北欧デザインのバスルームが完成します。また、自然をモチーフにしている特徴もあるため、温かみのある木材を使用するのもおすすめです。
北欧デザインのバスルームにリフォームしたい人は、高さのあるスッキリとしたスペースを確保することで、理想の形に近づけるでしょう。
・浴槽にこだわった快適なデザイン
バスルームはデザイン性も重要ですが、快適なバスタイムを過ごせるよう浴槽にこだわることも重要です。今回は、浴槽の主な形状や素材をご紹介します。それぞれの特徴を理解し、ご自身に合った浴槽を選びましょう。
【浴槽の形状】
ストレート型…一般的によく見られるスタンダードなタイプは深めに設計されているので、肩までしっかり浸かりたい人におすすめです。直線的でシャープなデザインは、スタイリッシュな雰囲気にも合います。
たまご型…丸みを帯びているタイプ。槽上部が広がりを持たせるような構造になっているため、贅沢な気分を味わいながらゆっくり浸かることができます。直線と曲線が組み合わさったデザインは、バスルームに柔らかい印象を与えてくれるでしょう。
ワイド型…通常の浴槽より広めに設計されているタイプ。浴槽内は広々としており、1人で手足を伸ばして入ったり、家族みんなで入ったりすることが可能です。また、ベンチ付きのタイプは子どもを座らせることもできるので、便利で安心感もあります。
アーチ型…浴槽のフチがアーチ状にカーブしているタイプ。フチが細くなっているのが特徴で、子どもや高齢者にもつかみやすく、浴槽での転倒を防ぐことができます。スタイリッシュで美しい見た目も特徴です。
【浴槽の素材】
FRP…ガラス繊維強化プラスチックという樹脂素材。軽量かつ丈夫でありながら、耐久性や保温性にも優れています。また、価格がリーズナブルで、カラーバリエーションも豊富にあるのが魅力です。一方、お手入れはしやすいですが、汚れがつきやすいデメリットもあります。
人造大理石…原材料は樹脂となっており、天然大理石のような風合いやなめらかな肌触りが特徴です。また、人造大理石にはアクリル系とポリエステル系のものがあります。アクリル系は光沢が美しく、衝撃や熱に強いのが特徴です。一方、ポリエステル系はアクリル系と比べると質は劣りますが、価格がリーズナブルというメリットがあります。
ホーロー…「鋼板」や「鋳物」の表面がガラス質でコーティングされている素材。ガラス特有の美しさが最大の魅力となっており、重厚感や高級感を感じられます。ホーローは保温性が高くカビが生えにくいというメリットがありますが、ガラス質が傷つき本体に水が染み込んでしまうとサビが進んでしまうため注意が必要です。また、重量があるため2階に設置したくてもできない場合があります。
・ホテルのような高級なデザイン
非日常を味わいたい人は、ホテルのような高級感 のあるバスルームがピッタリです。ベースには「ブラック」や「ブラウン」などのダークカラーを使い、素材には大理石やヒノキなどの贅沢な自然素材を使うことで、ラグジュアリーなバスルームが完成します。
暗すぎる印象が苦手な人は、アクセントとしてダークカラーを取り入れるだけでも空間が引き締まるのでおすすめです。また、洗面所とバスルームの間にガラス窓を設置することで、伸びやかな開放感も感じられるでしょう。
バスルームのリフォームの費用
バスルームのリフォーム費用の相場は、50~150万円程度です。今回は、「素材から考える費用」「サイズから考える費用」「(例)ユニットバスの場合」をご紹介します。
素材から考える費用
バスルームの床や壁、浴槽にはいくつかの素材があり、費用も大きく異なります。例えば床材の場合、安価でも張替えられる「シ―ト床材」の費用は5~10万円程度ですが、耐久性に優れた「天然石床材」の費用は20~40万円程度です。
また浴槽の場合、最も普及している「FRP浴槽」の費用は1~35万円程度ですが、高級感のある「ホーロー浴槽」の費用は8~135万円程度です。費用だけでなくそれぞれの特徴も理解したうえで、予算と合わせて選びましょう。
サイズから考える費用
また、あらかじめ工場でパーツ(浴槽、壁、床、天井など)を作成しているユニットバスには、「1216」「1616」「1620」など4桁の数字で規格が決まっています。これらの数字は、頭2桁と後2桁で幅×奥行を意味する2つの数字から成っており、頭2桁の長さに浴槽の長辺が収まるようにできています。
費用はサイズによって変動するので、洗い場と浴槽の広さを考慮したうえで決めましょう。
(例)ユニットバスの場合
例えばユニットバスにリフォームした場合、ユニットバス全体を交換した費用は50~150万円程度、在来工法からユニットバスへ交換した費用は65~150万円となっています。また、費用はユニットバスのグレードによっても変動します。
工期について
工期はユニットバスからユニットバスへ交換する場合、3~4日程度かかります。一方、在来工法からユニットバスへ交換する場合、土間のコンクリートの基礎工事などがあるため4~7日程度かかります。
工事の間は家のお風呂に入ることができないので、近くの銭湯などを探しておくことをおすすめします。