外壁・屋根塗装、リフォームのことなら一二三工務店

お気軽にご相談下さい

0120-197-633

受付時間 9:00~18:00 (日・祝日除く)

0120-197-633

受付時間 9:00~18:00 (日・祝日除く)

お知らせ

ラミック塗料で外壁塗装をするメリットは?注意点も解説

2022.12.23

外壁塗装で使われるセラミック塗料について知りたいとお悩みではありませんか?「セラミック塗料は耐久性に優れた万能塗料」といったイメージをもっている人が多くいますが、じつはセラミック塗料が必ずしも高耐久とは限りません。また、セラミック塗料の性質上、悪徳業者に利用されることも多いため、業者選びのポイントを知っておかないと後悔する可能性があります。この記事では、セラミック塗料の基礎知識から注意点まで詳しく解説しています。悪徳業者の見きわめ方も紹介しているので、外壁塗装を考えている人やセラミック塗料で後悔したくない人は、参考にしてみてください。

セラミック塗料とは

セラミック塗料は、外壁塗装に使われる塗料のひとつで、セラミックを配合している塗料の総称です。セラミックが無機物であることから、無機塗料とよばれることもあります。セラミック塗料というと「セラミックを主成分とする塗料」と思われがちですが、実際はシリコンやウレタンなどベースとなる有機系の塗料にセラミックが含まれている塗料です。セラミックの配合量に決まりがないため、ほんのわずかしかセラミックが入っていない場合にも、セラミック塗料と名乗ることができます。

そもそもセラミックとは

セラミックは、陶器や磁器・セメントなどの無機物を加熱処理して焼き固めたものです。硬くて、耐久性や耐熱性に優れているという特徴があります。また、セラミックは紫外線で分解されないため、セラミックだけで作られた塗料なら長い年月を経ても劣化しません。しかし実際は、有機物を含ませないと硬すぎて塗料として使えないので、セラミック塗料と呼ばれる塗料であっても、紫外線の影響を受けて劣化してしまいます。

セラミック塗料の3つの性能と外壁塗装をするメリット

セラミック塗料と一口に言っても、配合されているセラミックの種類はさまざまです。セラミックの種類が違えば、塗料の性質も変わってきます。セラミック塗料の性質と、セラミック塗料で外壁塗装をするメリットを解説していきます。

断熱性や遮熱性をもたせられる

セラミック塗料のひとつに、断熱性や遮熱性をもたせられるものがあります。これは、熱を伝えにくかったり、可視光線や近赤外線を反射したりするセラミックの性質を生かして作られたものです。断熱性や遮熱性が高まると、夏は涼しく冬は暖かい家となるため光熱費が削減できます。

ただ、ドアや窓など開口部の断熱性が低い場合は、いくら外壁の断熱性を高めても効果が感じられないことがあります。断熱性を高める目的でセラミック塗料を選択するなら、外壁塗装とあわせて開口部の断熱リフォームも検討しましょう。

外壁を汚れにくくする

セラミック塗料のなかには、外壁を汚れにくくするものもあります。セラミック塗料に含まれる無機成分が、外壁表面と汚れの間に水を入り込みやすくして、外壁に汚れが付着するのを防いでくれるためです。とくに明るい色の外壁は汚れが目立ちやすく、きれいな外観をたもつのは大変なので、塗料を変えるだけで手入れの手間が減るのは魅力的でしょう。

石材調のデザインが楽しめる

塗料に大きめのセラミックの粒を配合させて、石材調のデザインが楽しめるものもあります。石張りの外壁は、高級感が出せたり海外風のデザインが楽しめたりして魅力的ですが、重量があるため家の構造部分に負担をかけてしまいます。家の構造部分に負荷がかかると、耐震性が低下して地震が起こったときに倒壊するリスクが高まり危険です。一方、セラミック塗料なら、軽くて建物に負荷をかけないので耐震性に影響しません。とくに木造住宅は耐震性が低下しやすいので、セラミック塗料で石材調のデザインを楽しむのがおすすめです。

セラミック塗料で外壁塗装をするデメリット

セラミック塗料は確かに高性能ではありますが、いいことばかりではありません。デメリットを知らないままセラミック塗料で外壁塗装をすると、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。セラミック塗料のデメリットを3つ紹介します。

高価なものが多い

セラミック塗料は、シリコン塗料やウレタン塗料などの有機塗料と比べると高価なものが多いです。石材調のものは施工に手間がかかるため、ほかのセラミック塗料と比べても、とくにコストがかかります。外壁塗装はただでさえ費用がかさむので、セラミック塗料の性能とコストを比べて、必要性を再度確認してみましょう。

施工に高い技術力が必要

セラミック塗料は施工が難しく、きれいに仕上げるには高い技術が必要です。とくに石材調のセラミック塗料は塗装工程が複雑で、経験が少ない業者だと想定とは違った仕上がりになることがあります。断熱性を高めるものや低汚染性があるセラミック塗料も、有機塗料より塗りムラができやすく、施工不良の場合は十分な性能を発揮できません。

外壁塗装に使われる塗料のグレードとセラミック塗料の耐用年数

外壁塗装に使われる塗料は、耐用年数の違いにより以下のようにグレード分けされています。

 

塗料の種類 耐用年数
アクリル樹脂塗料 3年~7年程度
ウレタン樹脂塗料 6年~10年程度
シリコン樹脂塗料 8年~14年程度
ラジカル樹脂塗料 10年~15年程度
フッ素樹脂塗料 13年~20年程度

セラミック塗料というと「長寿命」「高耐久」といったイメージを持っている人が多くいます。しかし実際は、ベースとなる塗料によってセラミック塗料の耐用年数が左右されるため、セラミック塗料だから長寿命というわけではありません。セラミックを配合していても、シリコン樹脂がベースなら耐用年数は8年~14年程度、フッ素樹脂がベースなら13年~20年程度となります。

悪徳業者を見きわめる3つのポイント

セラミックを少しでも配合していれば「セラミック塗料」と名乗ることができるため、セラミック塗料は悪徳業者によく利用されています。最後に、悪徳業者を見きわめるポイントを3つ紹介します。

ホームページを確認する

悪徳業者かどうかを見分けるときは、まず業者のホームページを確認してみましょう。ホームページでは、とくに以下の項目をチェックしてみてください。

・施工実績

・有資格者の有無

・建設業許可の有無

施工実績は業者の施工技術を判断できる重要な要素です。また、必須ではありませんが、塗装技能士など外壁塗装に関する資格を持っている人がいたり、建設業の許可をとっていたりすると信頼度が高まります。「そもそもホームページがない」という場合は、知人の紹介などでない限り業者の質が判断しにくいので、避けたほうが無難です。

複数の業者から見積もりをとる

費用相場を知って悪徳業者にだまされないために、複数の業者から見積もりをとりましょう。一社の見積もりだけでは相場がわからないので、悪徳業者かどうかの判断が困難です。また、見積もりをとるときは、相場より高い金額を提示してくる業者は当然警戒すべきですが、安すぎる業者にも注意が必要です。必要な工程を省いて手抜き工事を行ったり、セラミックが少量しか含まれていない低品質の塗料を使ったりするかもしれません。複数の業者の見積もりを比較し、適正価格で外壁塗装をしてくれる業者を見つけましょう。

セラミック塗料のデメリットについて質問する

悪徳業者かどうかの判断がむずかしいときは、セラミック塗料のデメリットについて質問してみるのもおすすめです。質問したときに、はっきり答えられなかったり、デメリットはないと言ったりする業者は信用できません。反対に、デメリットについて質問しても動じることなく、丁寧に説明してくれる業者は優良業者である可能性が高まります。回答の内容だけでなく、業者の対応もよく観察してみてください。

まとめ

今回は、外壁塗装で使われるセラミック塗料について解説しました。セラミック塗料自体は悪いものではありませんが、メーカーにより品質が大きく異なり悪徳業者にも利用されやすいことから、施工には注意が必要です。弊社では、外壁塗装を初めとしてさまざまなリフォームを行っています。セラミック塗料について詳しく知りたい方や外壁塗装でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

無料お見積り・資料請求なら
お気軽にご相談ください

無料お見積り依頼
お問い合わせ