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家が老朽化してボロボロ…お金がなくてもできるリフォーム・補助金・売却の全対処法

2025.10.20

家を長く快適に使い続けるには、定期的なリフォームが欠かせません。しかし、リフォームは内容によって高額な費用がかかることもあります。「実家が老朽化してボロボロだけれど、リフォームするお金がない」と悩んでいる方も少なくないでしょう。

“直したいけどお金がない”——そう感じている方が全国で増えています。実際に、築30年以上の家の約6割が何らかの不具合を抱えているとも言われています。

この記事では、「お金がなくても家を再生できる現実的な方法」として、ローン・補助金・保険・売却の4つの選択肢をわかりやすく解説します。今すぐのリフォームが難しい方でも、最適な判断ができるようになることを目指しています。

お金がなくても実家をリフォームする方法

家のリフォームには費用がかかりますが、「今はお金がないから」と先延ばしにしてしまうと、劣化が進み、結果的に修繕費がさらに高額になることもあります。ここでは、まとまったお金がなくても無理なくリフォームを進めるための方法を紹介します。

まず把握しておきたいリフォーム費用の目安

リフォーム費用は工事内容や建物の状態によって異なりますが、築古住宅では次のような目安があります。

築古フルリフォーム目安
・戸建て:500〜2,000万円
・マンション:300〜1,000万円

部位別の概算(目安)

  • 外壁:50〜350万円/屋根:50〜350万円
  • 窓断熱:9〜30万円/断熱(天井・壁・床):0.5〜3万円/㎡
  • キッチン:50〜150万円/浴室:50〜200万円
  • トイレ:15〜60万円/間取り変更:30〜350万円
  • 耐震補強:25〜200万円(診断20〜40万円)

リフォーム会社によって価格差が大きいため、複数の見積もりを取り比較することが重要です。

部分リフォームを行う

家全体のリフォームが難しい場合でも、浴室やトイレなどの「部分リフォーム」であれば、比較的少ない費用で実施できます。特に劣化が進んでいる箇所を優先的に改修することで、家全体の寿命を延ばすことが可能です。

リフォーム費用は設備の種類やグレードによって変わります。高機能な設備を選ぶと使いやすく長持ちしますが、費用が数十万円ほど上がることもあります。一方、標準的な製品でも十分な品質を備えているため、費用を抑えたい場合は必要最低限のグレードを選ぶのがおすすめです。

リフォーム箇所の優先順位を決めよう

お金が限られている場合は、修繕の優先順位を決めることが重要です。以下の順序で行うと、無駄なく効果的に家を延命できます。

優先度 リフォーム箇所 理由
外装(屋根・外壁) 雨漏り・腐食防止。内部を守る基礎部分
構造・耐震 命に関わる安全性の確保
給排水・配管 水漏れ・カビ・シロアリ対策
水回り設備 日常の衛生・快適性に直結
内装・デザイン 最後に余裕があれば実施

リフォームローンを活用する

リフォームローンとは、住宅の改修・修繕費用に利用できるローンです。住宅ローンより金利はやや高いものの、一般的なフリーローンより低金利で利用できる点が特徴です。

リフォームローンには「無担保型」と「有担保型」があり、自宅を担保に入れる有担保型は高額なリフォームにも対応できます。数ヵ月~数年かけて返済計画を立てれば、無理なく実家を改修できます。

補助金・助成金を利用する

住宅リフォームの中には、国や自治体の補助金を活用できるものがあります。対象リフォームであれば10万〜100万円程度の支援を受けられることもあり、自己負担を大きく減らせます。

たとえば次のような制度があります。

  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業(最大210万円)
  • 断熱リフォーム支援事業(最大120万円)
  • 子育てエコホーム支援事業(最大60万円)
  • 地方自治体独自の耐震・省エネ補助金

制度の申請はリフォーム会社が代行してくれる場合も多く、複数制度を併用できるケースもあります。弊社でも補助金を活用したリフォームのご相談を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

その他の資金調達方法

ローンや補助金以外にも、次のような方法があります。

方法 特徴 注意点
フリーローン 銀行などが提供。審査やや厳しいが金利は中程度 審査書類が多い
カードローン 即日融資可・担保不要 金利高め/長期利用は不向き
不用品売却 家具や家電を現金化 出品・発送の手間あり
質屋 物品を預けて現金化 返済できないと流質される
親族借入 金利ゼロも可能 信頼関係・契約書作成が必要

火災保険を申請できるケースも

火災保険は火事以外でも、次のような自然災害による被害を補償対象としています。

  • 台風・暴風・雹(ひょう)による屋根損傷
  • 落雷による電気設備の故障
  • 大雨による浸水・壁面汚損
  • 雪の重みでの破損や排水管の破裂
  • 飛来物による窓ガラスの破損

「経年劣化」と思っていた損傷が実は自然災害由来であるケースもあります。損傷箇所を写真に残し、保険会社に確認してみましょう。

補助金の対象となる主なリフォームの種類

介護リフォーム

加齢や病気などで体の自由が制限された場合に、自宅で安全に生活するための改修です。例)手すり設置、段差解消、トイレ・浴室拡張。介護保険で最大20万円の補助が受けられます。

断熱リフォーム

窓や壁を断熱仕様に変更し、省エネ化を図るリフォームです。国の「住宅省エネ支援事業」などの対象になります。条件を満たせば、国と自治体の両方から補助を受けられることもあります。

住宅の寿命を延ばすリフォーム

「長期優良住宅化リフォーム推進事業」などでは、耐久性向上・子育て同居改修などに補助が出ます。Uターン・Iターンによる実家再利用にも最適です。

耐震リフォームと旧耐震基準の注意

1981年6月1日以前に建てられた家は旧耐震基準で、震度6強以上の地震では倒壊リスクが高いとされています。自治体の耐震診断補助(診断費用20〜40万円/補強費25〜200万円)を活用して、早めに点検・補強を行いましょう。

アスベスト調査の必要性

築40年以上の家では、壁材や断熱材などにアスベストが使われている可能性があります。リフォーム前には事前調査(数万円〜十数万円)が義務化されており、除去が必要な場合は別途費用が発生します。

放置した場合のリスク

リフォームを後回しにして老朽化を放置すると、次のような深刻な問題が起こります。

  1. 生活環境の悪化:雨漏りや湿気によりカビ・シロアリ・害虫が発生
  2. 倒壊の危険性:地震・台風時の倒壊リスクや第三者被害の可能性
  3. 資産価値の下落:築年数だけでなく“状態劣化”でも査定額が下がる

特に外壁や屋根の劣化は雨水の侵入を招き、木材の腐食や配線損傷につながるため、早期対応が必要です。

災害で実家のリフォームが必要になった場合

火災・台風・水害などで家が損壊した場合、火災保険や地震保険の補償を受けられる可能性があります。補償範囲は契約内容により異なりますが、被害を確認したら早めに保険会社へ連絡し、現地調査を依頼しましょう。損傷写真を撮影しておくと手続きがスムーズです。

リフォームではなく「売却」という選択肢も

老朽化が激しく修繕費用が捻出できない場合は、売却で現金化するという方法もあります。

方法 向いているケース 特徴
仲介売却 立地条件が良い・築浅 高値売却が狙えるが期間が長い
買取業者 築古・老朽化・再建築不可 現状のまま即現金化・手数料不要

仲介では広告・内覧が必要ですが、買取業者なら「現状渡し」でもスピーディーに売却できます。弊社でも、老朽化が進んだ家の買取相談を受け付けております。

まずはリフォーム会社に相談を

リフォーム費用は、工事内容・設備・依頼先によって大きく異なります。実績のあるリフォーム会社なら、限られた予算でも最適な提案をしてくれるでしょう。補助金・ローン・売却まで幅広くサポートしてくれる会社を選ぶのが理想です。メールや電話で相談できる会社も多いため、気軽に問い合わせてみてください。

お金がなくても実家を再生する方法はある

本記事では、「家が老朽化しているけれどお金がない」と悩む方に向けて、リフォーム・補助金・保険・売却まで幅広く解説しました。放置はさらなる損傷や倒壊を招く可能性があります。今すぐできる範囲から行動しましょう。

リフォームローンや補助金、火災保険の活用、売却という選択肢まで、あなたの状況に合わせた最適解は必ずあります。まずは当社にご相談ください。経験豊富なスタッフが、最善の方法をご提案いたします。

Q. リフォームローンはいくらまで借りられますか?
A. 無担保ローンの場合、上限は100万円台が相場です。金融機関によって限度額や金利が異なるため、複数のローンを比較して検討しましょう。

Q. リフォームをDIYで行うことはできますか?
A. 壁紙の張り替えや塗装などの小規模な作業は可能ですが、配管・電気・耐震など専門性の高い工事はプロに依頼しましょう。誤った施工は家を傷める原因になります。


参考・出典:
・国土交通省「住宅リフォーム支援制度一覧」
・日本損害保険協会「損害保険Q&A(すまいの保険)」
・一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「リフォーム関連制度ガイドブック」

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