しかし、「たかがふすまだから」と、破れや汚れを放置したり、滑りの悪さを我慢して使い続けたりすることは、実は住まいにおいて大きなリスクを伴います。ふすまの隙間や破れから湿気が侵入し続けると、目に見えないふすま内部の骨組みや、和室の畳・床下に「カビやダニ」を大増殖させ、ご家族のアレルギー症状を招く原因になりかねません。さらに、ふすまがスムーズに動かない原因が建物の「歪み(ひずみ)」である場合、無理に開閉を繰り返すことで敷居や鴨居(かもい)を削り、本来なら調整だけで済むはずだった費用を遥かに上回る「数十万円単位の甚大な木部修繕費用」という、取り返しのつかない損失を招く恐れがあります。
家族それぞれのライフスタイルの変化に合わせて快適に暮らせる「理想の住まい」を実現するためには、襖を壁にするリフォームの費用相場や構造上のポイントを正しく理解することが欠かせません。しかし、「できるだけ安く済ませたい」と表面的なDIYや、価格の安さだけを売りにする不誠実な業者に安易に依頼してしまうと、後から大きな後悔や業者選びの失敗リスクに直面するケースがあります。
襖の枠(敷居・鴨居)を残したまま安易に石膏ボードを貼ってしまうと、開閉の振動や経年で壁が歪んで隙間風や壁紙のひび割れが発生するだけでなく、防音材(グラスウール等)が入っていない空洞壁になってしまい「隣の部屋の話し声やテレビ音が筒抜けになる」といったトラブルを引き起こしかねません。結果として、本来なら1回で完了したはずの工事をやり直すことになり、「数十万円単位の甚大な再施工費用」という、取り返しのつかない多大な損失を招く恐れがあります。
住まいを知り尽くした一二三工務店では、地域密着のネットワークを活かし、迅速かつ誠実な対応を徹底しています。単なる「壁の設置」で終わらせず、部屋全体の使い勝手や防音・断熱性まで見極めるパートナーとして、まずは無料の見積もり・相談からお気軽にご活用ください。
ふすまの種類と素材の特徴

ふすまは、「本ふすま」「戸ふすま」「量産ふすま」の3種類に分けられます。
それぞれの構造・素材・特徴を理解しておくと、リフォームの方向性を決めやすくなります。
本ふすま(和ふすま)──伝統的で長持ちする高品質タイプ
本ふすまは、「組子」と呼ばれる木の格子状フレームに、茶ちり・胴貼り・袋貼りなどの和紙を何重にも重ねて作られます。
反りやねじれに強く、何度でも張り替えが可能なのが特徴です。
自然素材を多く使用しており、通気性や断熱性にも優れています。製造に手間がかかるため量産は難しく、他の種類より高価な傾向があります。
戸ふすま(板ふすま)──丈夫で洋室とも馴染む
戸ふすまは、組子の上にベニヤ板を貼り、その上からふすま紙やクロスを仕上げ材として張ったタイプです。
木質素材を使うため丈夫で重量感があり、叩くと木の音がします。破れにくい構造のため、和室と洋室の間仕切りにも適しています。
また、表面を木目調や単色クロスにすることで、ドアや建具とデザインを統一しやすい点も魅力です。
量産ふすま──軽量で扱いやすい現代的タイプ
量産ふすまは、ダンボールや発泡スチロールを芯材として使った軽量タイプです。
住宅やアパート、店舗など幅広い場所で利用されており、コストを抑えたい場合に最適です。
ただし、張り替えには向かず、耐久面ではやや劣る点に注意が必要です。
特に和室を洋室風にアレンジしたい場合、ふすま枠(敷居・鴨居)をそのまま残して洋風のデザイン戸をはめ込むか、枠ごと撤去してクローゼット扉を新設するかによって、お部屋の使い勝手や将来の模様替えのしやすさが大きく変わります。一二三工務店では、工務店としての知見を活かし、単に見栄えを整えるだけでなく、家具の配置や生活動線まで考慮した精密なリフォームプランをアドバイスいたします。
ふすまリフォームの目的別おすすめ方法

ふすまのリフォームには「修繕」「デザイン変更」「機能向上」といった目的があります。目的に合わせて、最適な方法を選びましょう。
| 目的 | おすすめ方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| 張替え・修繕 | ふすま紙を張り替える | 費用を抑えて新品同様に。約3,000〜10,000円程度/枚。 |
| デザイン変更 | 壁紙(クロス)を重ね張り | 洋室風にもアレンジ可能。DIY可。費用は約3,000〜8,000円程度/枚。 |
| 機能向上 | ドア・引き戸に交換 | 開閉性や気密性を改善。費用は約3〜15万円程度。 |
特にデザイン重視の場合は、建具やドアと統一感を持たせると空間全体が洗練された印象になります。
ふすまのリフォーム方法

ふすま紙を張り替える
既存のふすま紙を剥がし、新しい紙を張り替える方法です。
特に本ふすまに適しており、費用を抑えながら新品のような見た目にできます。
DIYで行う場合は道具代を含めて数千円ほど、業者に依頼する場合は1枚あたり3,000〜10,000円が目安です。
戸ふすまや量産ふすまでは構造上、縁や紙の取り外しが難しいこともあるため注意が必要です。
壁紙(クロス)を重ね張りする
既存のふすま紙の上に、新しい壁紙を重ねて張る方法です。
豊富な色柄のクロスを使えば、和室の印象を簡単に変えられます。
のりやアイロンで仕上げるだけなのでDIYでも挑戦しやすく、デザイン性を重視する方におすすめです。
表面の凹凸や気泡が気になる場合は、プロに依頼すると仕上がりが格段にきれいになります。
ドアにリフォームする(ふすま→ドア化)
ふすまを引き戸や開き戸に交換する方法です。
部屋の雰囲気を一新したい、または使い勝手を改善したい場合に最適。
引き戸なら既存の枠をそのまま活かせるケースもあり、短工期で施工が可能です。
開き戸に変更する場合は枠ごと交換が必要なことが多く、工期・費用ともにやや増加します。
デザイン・素材・施工方法によっては、断熱性や遮音性を向上させることも可能です。
ドアリフォームのメリット・デメリットと費用相場

引き戸の特徴
引き戸は左右にスライドして開閉するため、開閉スペースを取らずに使えるのが魅力です。
車椅子やベビーカーを利用する家庭でも出入りがしやすく、バリアフリー性が高い点もメリット。
ただし、気密性・遮音性はやや低く、冷暖房効率が下がる場合があります。
開き戸の特徴
開き戸は気密性・遮音性に優れており、室内の温度を保ちやすく防音効果も高いです。
また、ペットドアを組み込むなどのカスタマイズ性もあります。
一方で、開閉スペースが必要になるため、設置場所によっては不便に感じることもあります。
人や家具にぶつからないよう、動線設計に配慮することが大切です。
ドアリフォームの費用相場
| 施工内容・リフォーム方法の目安 | 費用相場の目安(1枚あたり) | 一般的な工期の目安 |
| 一般的なふすま紙での張り替え(片面) | 3,000円 〜 8,000円程度 | 1日 〜 2日程度(引き取り含む) |
| 耐久性の高いクロス(壁紙)での張り替え | 5,000円 〜 12,000円程度 | 1日 〜 2日程度(引き取り含む) |
| ふすま本体の新調(和風・洋風モダン仕様) | 15,000円 〜 40,000円程度 | 採寸後、後日納品 |
| ふすまからクローゼット扉への交換(枠工事込) | 80,000円 〜 200,000円程度 | 1日 〜 2日程度 |
※上記はあくまで目安であり、状況によっては費用や期間が変動することがあります。必ず、見積もりで詳細を確認し、納得した上で依頼するようにしましょう。
ふすま本体を工場へ引き取って張り替え作業を行う場合、工事期間中の数日間は「部屋の仕切りがなくなる」という一時的な不便(デメリット)が生じることがあります。一二三工務店では、こうしたマイナス面や生活への影響も事前に公平にお伝えし、お客様のストレスが最小限に抑えられるよう迅速な工程管理を徹底しています。また、ふすまの張り替えを機に、畳の表替えや壁の漆喰塗り、クロス張り替えを同時に行うことで、足場や職人の手配を一つにまとめ、トータルのリフォーム費用をスマートに抑える方法についても誠実に提案させていただきます。
工事内容別の具体費用相場と一般的な工期
既存の枠を活かすか撤去するか、あるいはドア(開き戸・引き戸)を新設するかによる、一般的な費用相場と工期の目安は以下の通りです。
| 施工内容・リフォーム工法の目安 | 費用相場の目安(間口1間/約1.8m) | 一般的な工期の目安 |
| 簡易壁化(既存の襖枠を残して石膏ボード+クロス仕上げ) | 8万円 〜 15万円程度 | 1日 〜 2日程度 |
| 完全壁化(襖枠撤去+木下地新設+遮音材+両面クロス仕上げ) | 12万円 〜 25万円程度 | 2日 〜 3日程度 |
| 壁新設+室内ドア設置(間仕切り壁の中に片開きドア新設) | 18万円 〜 35万円程度 | 2日 〜 3日程度 |
| 壁新設+引き戸設置(アウトセット引き戸等の新設) | 20万円 〜 40万円程度 | 2日 〜 4日程度 |
| 【一式】和室洋室化フルリフォーム(壁新設+床フローリング化) | 40万円 〜 80万円程度以上 | 3日 〜 5日程度 |
※上記はあくまで目安であり、建物の構造や設備のグレード、現場状況によって費用や期間が変動することがあります。正確な費用については、現地調査のうえ見積もりを確認しましょう。
一二三工務店では、不透明になりがちな内装・大工工事の費用に対し、工務店ならではの透明性を持って対応しています。地元の信頼を第一に考えているからこそ、不要な追加工事の請求や曖昧な一式表記は一切いたしません。
リフォーム会社の種類とトラブルのない業者選びの基準
襖を壁にする工事は、大工による木工事・下地造作、内装クロス貼り、場合によってはコンセント移設等の電気工事が絡む本格的な内装リフォームです。
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大手ハウスメーカー・チェーン店:安心感はありますが、広域の管理コストが上乗せされやすく、小規模な間仕切り壁の新設工事には割高になる場合があります。
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格安クロス・内装貼り替え専門店:壁紙を貼る作業は得意ですが、防音や断熱を考慮した骨組み(木下地・間柱)の造作や建付け調整の精度にバラつきが出るケースがあります。
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一二三工務店(地元工務店):私たちは「地域に根ざした一貫した責任管理体制」を軸としています。最初の相談から現地調査、お見積もり、大工・内装施工管理、アフターフォローまで自社スタッフが一貫対応。地元のネットワークを活かした無駄のない工程管理により、適正価格での提供と現場への意思疎通の速さを両立しています。建物の骨組みや下地構造を知り尽くした工務店だからこそ、生活音を防ぐ遮音構造や耐震性に配慮した頑丈な壁造作を誠実に行います。
和室から洋室へリフォーム

和室を洋室にするメリット
洋室の床はフローリングなので、お手入れが簡単で清潔に保ちやすいのが大きな魅力です。
食べこぼしや水こぼしも染み込みにくく、拭き掃除で簡単にきれいにできます。
また、床が凹みにくいため、ソファやベッドなど重量のある家具を自由に配置できます。
設置できる家具のレパートリーが広がり、インテリアの自由度も格段にアップします。
洋室リフォームの費用相場と注意点(戸建て)
戸建て住宅で和室を洋室にする場合の費用相場は、約75〜100万円程度です。
滑りやすい床材を避けるなど、家族構成に応じた素材選びが大切です。
特に小さなお子さまや高齢者がいる家庭では、滑りにくいフローリング材やカーペット敷きを検討しましょう。
洋室リフォームの費用相場と注意点(マンション)
マンションの場合は、約50〜60万円程度が一般的です。
壁や天井の構造がシンプルなため、比較的工期も短く済む傾向にあります。
ただし、管理組合の規約で「遮音等級(L値)」が定められているケースがあり、条件によってはフローリング材の使用が制限される場合もあります。
リフォーム前に必ず業者へ相談し、管理規約を確認しておくことが重要です。
※上記はあくまで目安であり、状況によっては費用や期間が変動することがあります。必ず、見積もりで詳細を確認し、納得した上で依頼するようにしましょう。
競合分析から判明!襖を壁にする前に知っておくべき重要トピック

自治体の助成金・補助金情報の活用
襖を壁にする間仕切り変更リフォームにおいて、同時に省エネ断熱改修(内窓設置や壁断熱材充填)やバリアフリー改修(段差解消や引き戸への変更)を行う場合、国の補助金制度(子育てエコホーム支援事業等)や自治体の住宅リフォーム補助金を活用できる場合があります。一二三工務店では、複雑な補助金の対象要件の確認や申請サポートを誠実に行っています。
ショールーム活用法と建具・壁紙の質感確認
壁を新設する際、周囲の既存の壁紙(クロス)と新設する壁クロスの色味・質感の合わせ方は非常に重要です。また、新しく設置するドアや引き戸の開閉の滑らかさや防音性能は、カタログの写真だけでは分かりません。私たちは、メーカーショールームの活用を推奨しています。実際の建具の質感やアクセントクロスのサンプルを体感していただくことが、完成後の「思っていた色と違った」という後悔を防ぐ一番の近道です。
工事中の注意点・デメリットと近隣への配慮
間仕切り壁の新設工事では、下地の木材を加工する「大工工事の切削音やビス留め音」「木くずやホコリの飛散」が発生します。また、作業エリアの家具の移動が必要になる場合があります。一二三工務店では、こうしたマイナス面も事前に公平にお伝えし、徹底した養生(保護シートの設置)と工事前の近隣住民様へのご挨拶まわりを徹底。丁寧な現場管理で施工を進めます。
業者選びのポイント

ふすまのリフォームを美しく、そして長持ちさせるためには、以下の強みを持つパートナーを選ぶことが不可欠です。
- 「20,000件超の実実績」に基づいた空間トータル提案 数多くのお住まいを見てきた一二三工務店なら、伝統的な和室の美しさを守るデザインから、現代的なリビングと調和するモダンな和洋折衷スタイルまで、失敗のない色柄選びをサポートできます。
- 工務店ならではの「建物の歪みを根本から解決する」技術 単に表面を新しくするだけでなく、経年劣化で下がってしまった鴨居や敷居の減りをミリ単位で微調整。リフォーム後も「流れるようにスムーズに開閉できる」高い施工品質をお約束します。
- 地域密着の「一貫した責任管理」 相談から完了後の定期点検まで、自社スタッフが責任を持って担当。地域密着だからこそできる、万が一の不具合への迅速なアフターフォローと、誠実な価格提示を徹底しています。
まとめ

ふすまのリフォームは、和室の雰囲気をガラリと変え、住まい全体の快適性と清潔感を高めてくれる素晴らしいリフォームです。素材ごとの費用目安や、お使いのふすまの構造(基材)を正しく理解し、ご自身のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。信頼できるプロのアドバイスを取り入れながら、数十年先まで心地よく過ごせる理想の和の空間を実現しましょう。
一二三工務店が選ばれる理由:
- 20,000件超の知見:建物の構造を知り尽くしたプロによる、ふすまの建て付けの不具合まで根本から見抜く精密診断。
- 工務店の技術力:ふすま紙・クロスの張り替えから、クローゼットへの木工事まで一切妥協しない高品質施工。
- 誠実な適正価格:自社管理体制により、職人の技が光る伝統的な和室リフォームも納得の価格でスピーディーに提供。
「うちの間取りでも綺麗に壁ができる?」「防音材を入れたらどれくらい静かになる?」と具体的にリフォーム後のイメージを膨らませたい方は、ぜひ当社の施工事例をご覧ください。お客様のお住まいに近い和室や洋室の間仕切り変更で、どのように快適な空間が実現したのか、豊富な実績をご紹介しています。

