外壁・屋根塗装、リフォームのことなら一二三工務店

お気軽にご相談下さい

0120-197-633

受付時間 9:00~18:00 (日・祝日除く)

0120-197-633

受付時間 9:00~18:00 (日・祝日除く)

お知らせ

外壁塗装の塗料には種類がある|初心者必見!特徴と費用を知ろう

2021.09.20

外壁塗装の塗料は種類が多く、どれにするか悩ましいですね。塗料の種類が増えた背景には、技術の発展と、消費者の要望に応えたいという2つの要因が関係しています。費用や耐久性、機能性など、塗料ごとに魅力的な特徴があるからこそ、こだわりを持って塗料を選びたいものです。満足度の高い外壁を完成させるため、塗料について詳しく解説します。

外壁塗装に使用する塗料の成分

 

塗料は家を保護する役割を担っています。塗料の成分は「顔料」「合成樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つで構成されており、主成分は合成樹脂です。まずは成分ごとの役割について解説します。

 

顔料

顔料とは、色付けに使われる成分です。 水や油、一般溶剤などに溶けない粉末で、着色と無色があります。色や艶を決める役割があり、顔料入りをエナメル塗料、顔料なしをクリヤー塗料と呼びます。

顔料には錆防止や遮熱の効果もあるため、耐用年数を高めたい場合は顔料入りの塗料がおすすめです。クリヤー塗料は、ニスやワニスとも呼ばれています。塗装後も外壁のデザインが分かるようにしたい人は、顔料が入ってないクリヤー塗料を検討してみましょう。

合成樹脂

合成樹脂とは、塗料の耐久性を左右し、保護する成分です。耐久性以外にも、樹脂の違いにより塗料のグレードや費用が決まります。合成樹脂は硬化することで塗膜の主成分になり、種類も様々です。代表的な合成樹脂は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などが挙げられます。

添加剤

添加剤とは、塗膜を均一にし、塗料に特別な機能を付加する成分です。添加剤を塗料に混ぜる目的は、塗料の品質安定化や作業の効率化をすることです。また塗装後は、塗料の防護をしてくれます。塗料に含まれる添加剤はメーカーごとに異なりますが、代表的な添加剤は以下の通りです。

 

・艶消し剤…塗膜の光沢度を下げる

・界面活性剤…表面張力の低下を防止

・色わかれ防止剤…顔料の混合で生じる色むらを防止

・防腐剤、防カビ剤…塗膜の腐食などを防止

・湿潤剤…密着性を上げる

 

この他にも、塗料が流れ落ちるのを防止するたれ防止剤や、塗料の乾燥後に気泡跡が発生するのを防止する消泡剤、塗膜の流動性を確保するレベリング剤などがあります。

 

溶剤

溶剤とは、油性塗料に用いられる顔料や合成樹脂を溶かして塗りやすくする成分です。シンナーなど有機溶剤を使用する油性塗料は、耐久性・耐候性・防水性に優れています。また、密着性も良く、塗装後の乾燥が早いこともメリットです。しかし、水性塗料に比べると強い臭いがデメリットです。臭いが気になる人は、比較的臭いの少ない水性塗料を選んでみましょう。水性塗料は塗料の伸びが良いことから塗りやすく、重ね塗りしやすいことがメリットです。

外壁塗装に使う塗料6選|特徴と費用相場は?

 

前述したように、塗料の主成分となる合成樹脂には種類があります。塗料ごとの特徴や費用の相場を知り、自分の家に適した塗料を見つけましょう。

 

アクリル塗料

アクリル樹脂が主成分で、軽量のため重ね塗りしやすく、光沢と発色の良さが特徴です。費用相場は1m2あたり約1,000~1,800円と、塗料で最も安価ですが、耐用年数は約3~8年と短く、外壁塗装に採用されることはほとんどありません。しかし、新築時の費用を少しでも抑えたい、定期的に外壁塗装を行い、外観の印象を変えたい人には低価格で塗装ができるためおすすめです。

ウレタン塗料

ウレタン樹脂が主成分で、柔らかく密着性に優れています。複雑な形状の外壁にも塗装できるため、細かい部分や曲面なども塗りやすい塗料です。この他にも、モルタルや鉄、コンクリートなどの外壁と相性が良く、木材に塗装できる製品もあります。

費用相場は1m2あたり約1,700~2,500円、耐用年数は約5~10年です。ウレタン樹脂は独特の光沢があるため、艶のある外壁が苦手な人はサンプルなどを確認しましょう。

 

シリコン塗料

シリコン樹脂が主成分で、耐久性と耐水性に非常に優れている塗料です。定番といえる塗料のため、塗料選びに迷った場合は、シリコン塗料を選ぶと良いでしょう。色の種類も豊富で、結露が発生しにくいこともシリコン塗料を選ぶ理由に挙げられます。費用相場は1m2あたり2,300~3,500円、耐用年数は約7~15年です。外壁を長持ちさせたい、住宅保存にかかる総合費用を抑えたい人はシリコン樹脂を検討してみましょう。

フッ素塗料

フッ素樹脂が主成分で、耐熱性と耐寒性が高くあらゆる気候に対応できる塗料です。雨や紫外線に強く、外壁に付着した汚れも雨で流れ落ちます。塗装から時間が経過しても美しい外観を長く維持したい人は、フッ素樹脂を検討してみましょう。費用相場は1m2あたり約3,500~4,800円、耐用年数は約12~20年です。費用は高いですが、耐用年数が長く塗装回数を減らせるので、塗り替え頻度を減らしたい人にはおすすめです。

 

無機塗料

無機物が主成分です。無機物と聞いてもイメージしにくい人もいるでしょう。例えるならば、外壁の上にガラスを塗るようなもので、紫外線による劣化を受けません。この他にも、塗料の劣化による粉噴き(チョーキング)や色あせ、湿気による苔や藻の発生防止なども期待できます。費用相場は約3,500~5,500円、耐用年数は約10~25年です。塗料が抱える様々な課題をクリアする無機塗料ですが、デメリットもあります。無機塗料はガラスのように硬く、柔軟さがありません。そのため、ひび割れに弱く、地震などの衝撃を受け、家の躯体にヒビが入ると塗膜も一緒に割れてしまいます。しかし、湿気が多く外壁が傷みやすいエリアで生活をする人は、無機塗料の特徴を存分に活かせるでしょう。無機塗料が気になる人は、まずはお住まいのエリアに適しているかの相談から始めましょう。

 

一二三プレミアムシリーズ

弊社では「一二三プレミアムシリーズ」という自社塗料をご用意しています。太陽による紫外線から外壁を守り、遮熱性に優れた塗料です。この他にも防カビや防藻、経年による外壁の変色にも耐性があります。

一二三プレミアムシリーズは、湿気による藻や苔、カビが発生しやすい地域にお住まいの人、何度も外壁塗装を繰り返し、今回で最後にしたい人に特におすすめです。一二三工務店では、お客様の希望や環境に適した塗料をご提案しています。お見積りは無料です。満足のいく外壁を完成させるため、ぜひご相談ください!

 

外壁用塗料の選び方のポイント

 

外壁塗装に使用できる塗料を種類ごとに紹介してきましたが、それぞれに良さがあり余計に迷ってしまったかもしれませんね。塗料選びのポイントは「家の外壁に適しているか・外壁に求める条件を満たしているか」です。最後に、ポイントごとの解説をします。

 

外壁材に合った塗料を選ぶ

外壁材には「モルタル」「サイディングボード」「ALCボード」など様々な種類があります。外壁材はそれぞれ特徴があるため、家に使用している外壁材の種類を理解した上で塗料を選びましょう。

例えば、硬さが特徴のモルタル外壁や、目地が等間隔であるサイディングボードであれば、伸縮性に優れた塗料が最適です。外壁と塗料の相性が悪いと、グレードの高い塗料で外壁塗装をしても剥がれや色むらなど劣化の原因になるため、外壁材に合わせた塗料から選びましょう。

 

耐久年数で選ぶ

外壁塗装の耐用年数は、塗料の種類によって大きく左右されます。長い順に「無機塗料」「フッ素塗料」「シリコン塗料」「ウレタン塗料」「アクリル塗料」です。また、塗料は艶の有無でも劣化の速さが違うことも覚えておきたいポイントです。外壁を長持ちさせたいのに艶なし塗料を選んでしまうと、希望する耐用年数よりも早く塗り直しが必要になることが予想されます。

耐用年数が長い塗料を選べば、塗り替えの回数を減らせます。その分費用も抑えられるので、総合的な住宅維持の費用を重視したい人は、耐用年数に注目して選んでみましょう。

 

価格で選ぶ

外壁用塗料の値段は、安価なものから高価なものまで様々です。できるだけ費用を抑えたい人は「アクリル塗料」や「ウレタン塗料」など安価な塗料を選んでみましょう。しかし、安価な塗料は耐用年数が短いというデメリットがつきものです。

10年以内に建て直しなどリフォームの予定がある、次回塗装時に費用をかけるため、今回は最安値で外壁塗装を行いたいなどの明確な理由がある場合は良いかもしれません。

また、使用する塗料や住まいの環境によっては自治体から助成金がもらえる場合があります。助成金ごとに条件が異なるので、窓口やお住まいの自治体のホームページなどで確認してみましょう。

 

外壁塗装の塗料は種類が豊富!理想的な外観を手に入れよう

外壁塗装は費用がかかりますが、家を長持ちさせるため欠かせない大切なメンテナンスです。外壁塗装を行うと、まるで新築のような外観が手に入ります。弊社ではご相談、お見積り無料です。失敗なく満足度の高い外壁を完成させるためにも、ぜひ一二三工務店へご相談ください。

無料お見積り・資料請求なら
お気軽にご相談ください

無料お見積り依頼
お問い合わせ