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外壁塗装の色は失敗しやすい?選び方を知り理想の外壁にしよう

2021.10.04

外壁塗装の色選びにおいて、塗装後に「イメージしていた色と違う」という意見をよく聞きます。外壁塗装をすると、その後10数年は塗り変える必要がなくなるため、色選びの失敗は避けたいでしょう。失敗を防ぐには失敗例や、選ぶ際のポイントを知ることが大切です。この記事では、外壁塗装の色選びについて詳しく解説していきます。

外壁塗装の色選びで失敗する主な原因とは

 

外壁は建物の印象を大きく左右するため、色選びは皆さん慎重に決めていることでしょう。それでも「失敗した」と感じる方が多い原因は大きく分けて2つあります。

一つ目は、仕上がりの確認ができないことです。さまざまなことを考慮して選んだ塗料でも、実際に外壁に塗ったときの印象が違ったという声はよくあります。

二つ目は、経年の変化を予測しにくいことです。塗料は紫外線や雨などの影響を受けて劣化していきます。外壁の色あせは避けられず、時間を経て失敗したと感じる方もいます。

外壁塗装の色選びの際は、こうした原因を踏まえて検討することも大切です。

外壁塗装の色選びでよくある失敗例

 

外壁塗装の色選びで失敗する原因を紹介しましたが、実際にはどのような例があるのでしょうか。ここでは、外壁塗装の色選びでよくある失敗例を4つご紹介します。これから外壁塗装をお考えの方は、失敗例を参考に検討してください。

色あせ・汚れが目立つ色だった

外壁は経年によって劣化だけでなく、土埃やカビ、雨だれといった防ぎようのない汚れが付着します。

「白」や「黒」はシンプルできれいに見えますが、明暗がはっきりしているため付着した汚れが目立つのがデメリットです。

このほかに、「赤」や「青」などの原色に近い色は鮮やかできれいに見えますが、太陽光や紫外線が当たることによって、色あせが目立ってしまいます。

選ぶ色によっては、リフォームしても美観が保てない場合もあるので注意が必要です。

弊社では、通常の塗料以外にも長期間にわたり優れた耐久性を可能にした自社塗料「一二三プレミアムシリーズ」「一二三SPシリーズ」を使用した塗装も行っています。耐久性にもこだわりたい方はぜひお問い合わせください。

塗ってみたら想像の色と違った

色は面積の大きさで見え方が異なります。面積効果という色の錯覚の一種で、色見本やカタログなどの小さい面積では暗く見えても、外壁のように大きな面積では彩度と明度が上がり明るく見える現象です。

色見本だけで決めてしまうと、塗装後に想像の色と違ったと感じるケースがあるため、見本よりも大きい面積に塗られたものを見るのがよいでしょう。同じ塗料を外壁に使用した家や、似たような色で塗られた家を見て確認をすることが大切です。

色合わせとして、色見本を塗装予定の外壁に当ててみるもの有効と言えます。実際に屋根や玄関ドアとの相性確認にも役立つので、可能であれば試してみましょう。

近隣からのクレーム

外壁は自分の好きな色で塗りたいところですが、あまりにも周囲の景観と異なるような色を選ぶと、近隣から反感を買ってしまう場合があります。

特に派手過ぎる色は周囲の景観を乱してしまうばかりではなく、思わぬクレームやトラブルの原因になる可能性も。明るい色を希望する場合は、ポイントカラーとして外壁の一部に留めるなどの工夫をしてみましょう。

家の付帯部と色が合わなかった


外壁塗装の色選びは、軒天・庇・サッシなどの「付帯部」とのバランスも大切です。

付帯部には基本的とされる色合いがあり、軒天は外壁よりも薄い色、庇は屋根と同じような色、サッシは雨戸と同じような色を選ぶのがよいとされています。

あまりにも異なった色を選んでしまうと、建物全体のバランスを悪くしてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

外壁塗装の色選びのポイント4選

外壁塗装で満足のいく仕上がりを実現するためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、外壁塗装の色選びのポイントをご紹介。自分の家にぴったりな色を見つけるため、確認しておきましょう。

 

色あせや汚れが目立たない落ち着いた色にする

外壁塗装で人気がある色は、「グレー」「ベージュ」「薄めのブラウン」などのクリーム系やグレー系です。

これらの色は、外壁に付着する汚れの代表と言える砂や土埃、カビやコケなどと色合いが似ているため、同化するため汚れがあまり目立ちません。落ち着いた色は無難過ぎると感じる方もいるかもしれませんが、木々など自然の色より目立たない、自然を引き立たせるなどの理由により選ぶ方が多いです。

色あせしにくいという理由では、「白」や「黒」も人気があります。モノトーンは明暗がはっきりしているため汚れが目立ってしまうデメリットもありますが、シックでおしゃれさが引き立つ色として好まれています。

白や黒、青や赤を選びたい人は、定期的な掃除や補修を心掛けましょう。

光源や艶感などを考慮する

塗料の色見本やサンプルは、面積効果の影響により実際に外壁に塗ったときと見え方が異なります。色の確認は必ず屋外でも行い、色合いは時間帯や天候にも若干左右されると覚えておきましょう。

また、塗料による外壁の艶感も家の印象を大きく左右します。あまりにも艶々と光沢のある外壁は選ぶ色合いにより安っぽく見えてしまう可能性があるため、使用する塗料の色や外壁の素材により艶の程度を調整する必要があります。艶の程度には、艶ありをはじめ3分・5分・7分・艶なしなど選べるのが特徴です。艶の有無は好みが分かれますが、仕上がりイメージが湧きにくい場合はぜひご相談ください。

近隣との景観バランスを考える

外壁塗装で色を選ぶ際は、近隣や街の景観とのバランスに配慮する必要があります。

必ずしも近隣の家と同系色にすることはありませんが、インパクトのある色を希望する場合は、選んだ色が浮かないか、周囲の景観とのバランスが悪くないかをよく検討しましょう。

塗り替えで特に気を付けておきたいのが「景観形成のガイドライン」です。街の景観維持を目的に、外壁に塗装できる色を限定している市区町村があります。東京都新宿区の景観形成ガイドラインでは、川沿いのエリアや緑が多いエリア、和の風情が感じられるエリアなど場所により好ましい色を指定しています。ガイドラインの有無は自治体に確認してみましょう。

玄関ドアや屋根の色との相性を考える

外壁塗装では、つい外壁の色だけを考えてしまいがちですが、玄関ドアや屋根の色との相性を考えることも重要です。

基本的に玄関ドアや屋根が濃い色であれば、外壁は薄い色の方がマッチします。

これらの色の相性を合わせることで建物全体の仕上がりがよくなるので、統一感や調和を意識しながら選びましょう。

 

外壁塗装は色によって費用が変わるのか


全ての塗料の色は、白に着色の粉末「顔料」を混ぜてつくっています。

基本的に塗料はカタログから選びますが、好みの色が見つからなかった場合は、調色することが可能です。

顔料は高価なため、白よりも黄土色、黄土色よりも原色系と濃い色になるほど塗料の価格は上がると覚えておきましょう。塗料の金額は、色だけではなく塗料の種類によっても異なります。外壁にどのような性能を持たせたいかで塗料のランクも変わってきます。

弊社では、無料でご相談とお見積りを行っております。外壁塗装の色選び、ご希望の性能について、ぜひ一度お問い合わせください。

 

外壁塗装の色選びで失敗しないコツは「見え方」にあり!

色の錯覚による面積効果で、色見本やサンプルと実際に塗装を行った外壁とでは見え方が異なります。少しでもイメージ通りに外壁塗装を行うには、似たような色を使用した外壁を確認する、または屋外で色をチェックするなどの工夫が必要です。紹介した失敗例や選び方のコツを参考に、じっくり吟味しましょう。当ホームページでは、施行事例の写真を掲載しているので、ぜひチェックしてください。

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