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外壁のリフォームは大きく分けて3種類!工事方法と費用の相場を解説

2021.10.11

外壁のリフォームには3つの工事方法があります。それぞれ工事内容や費用が大きく異なるため、外壁リフォームをお考えの人ははじめに確認しておきましょう。外壁リフォームを行うタイミングや注意したいポイントについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

外壁リフォームの工事内容と費用相場

ここでは、「補修工事・塗装工事・新装工事」別に内容と費用相場をご紹介します。費用は、あくまでも一般的な相場となっているので、参考程度にご覧ください。

補修工事

補修工事は、外壁の剥離、ひび割れ、目地割れなど、外壁の劣化症状を補修する工事です。相場は数万円~、費用は劣化症状の状態によって変動します。例えばひび割れを補修する場合の費用は1万円~です。ひび割れの幅や深さなどによって工事内容が変わり、工法や補修範囲によって費用が異なります。ひび割れが高い場所にあったり、複数個所あったりする場合は足場を組む必要があるため、別途10万円~の費用がかかることを覚えておきましょう。

塗装工事

塗装工事は、劣化した外壁を塗料で塗替える工事です。相場は80万円~、費用は外壁の総面積や、使用する塗料の種類などによって変動します。例えば150㎡の外壁面積をシリコン塗料で塗装した場合の費用は、足場代を含めて100万円~が目安です。塗装工事は経年によって低下した防水機能を復活させたり、美観を保ったりすることができます。しかし劣化症状が進行すると塗装工事だけでは補修できないケースもあるので、10年に1度のペースで塗替えを行いましょう。

新装(張り替え)工事

新装工事は、既存の外壁を剥がして新しい外壁を張る工事です。相場は150万円~、費用は使用する外壁材の種類によって変動します。古い外壁を撤去することで下地のメンテナンスを行ったり、家の寿命を延ばしたりできるのがメリットですしかし張り替え工事には、既存の外壁を剥がすための撤去費用がかかります。現状の外壁の上から新しい外壁材を張る「重ね張り工事」もあるので、費用を抑えたい人は予算と併せてお考えください。

外壁リフォームのタイミング

ここでは、外壁リフォームのタイミングを2つご紹介します。タイミングを間違えてしまうと住まいの寿命が短くなる上に高額な費用もかかってしまうので、しっかり確認しておきましょう。

外壁の劣化

外壁は日々紫外線や雨風にさらされているため、経年によって劣化していきます。劣化の初期症状として多く見られるのが、「チョーキング」です。チョーキングは塗料が劣化して粉状になる状態のことを言い、外壁を触ったときに白い粉が付着するのが特徴です。早急に塗替えを行う必要はありませんが、放置すると塗膜がはがれたり外壁がひび割れたりしてしまう可能性があるので、チョーキングを発見した時点で一度塗装業者に相談するのがよいでしょう。

前回の工事から何年経過しているか

外壁は外壁材や塗料の種類によって耐久年数が異なり、年数が経つと質の高い外壁であっても劣化してしまいます。前回の工事から「10年」以上経過していれば、そろそろリフォームを検討する時期と言えるでしょう。使用している外壁材や塗料の寿命をしっかり理解し、見た目の変化はなくとも、耐久年数を過ぎたら一度塗装業者に調査してもらいましょう。

外壁リフォームで気をつけたいこと

ここでは、外壁リフォームで気をつけたい3つのポイントをご紹介します。理想の外壁リフォームを実現させるためにも、しっかりチェックしてくださいね。

見積内容をしっかり確認する

塗装業者から見積もりをとった際には、見積内容をしっかり確認しておきましょう。中には、相場からかけ離れた金額を掲示する業者や、詳しい内訳を出さずに一式で見積書を提示する業者がいます。塗料メーカーや商品名が明記されているか、塗装面積が㎡表記かなどを必ずチェックしましょう。なお費用を抑えたい人は、複数社に見積もりを依頼するのがおすすめ。それぞれの業者の良し悪しを見極め、適正価格で高品質な施工を行ってくれるところに依頼することができますよ。

色・塗料選びは慎重に

外壁の色や塗料には非常に多くの種類があります。外壁の色は、汚れやすさや色褪せなどを考慮して選ばなければなりません。「白」や「黒」は汚れ、「赤」や「青」は色褪せが目立ちやすいので、できればグレーやベージュなどを選ぶのが好ましいでしょう。外壁の塗料は価格だけでなく、耐久年数も考慮して選ぶ必要があります。主成分がアクリル樹脂の「アクリル塗料」は塗料の中でも最も安価ですが紫外線に弱く、耐久年数が3~8年程度と短いのがデメリットです。一方、主成分がシリコン樹脂の「シリコン塗料」は耐久性・耐水性・仕上がりなどのバランスがよいのがメリットです。耐久年数は7~15年程度なので塗替えを頻繁に行う必要がなく、コストパフォーマンスに優れています。色や塗料の種類によって美観を保ったり、住まいを保護したりできる年数が変わるので慎重に選びましょう。

工事期間の確認

外壁リフォームの工期は一般的な広さの建物であれば10~14日程度ですが、劣化の状態や、天候や環境などによって1ヵ月近くかかってしまうケースがあります。一方で工期期間が短い場合は、いくつかの工程を省いている可能性があるので注意が必要です。施工不良によるトラブルに発展しないためにも、工期期間と併せて各工程も詳しく確認しておきましょう。

信頼できる業者に依頼しよう

信頼できる塗装業者を見極めるためには、施工実績が豊富にあるか、資格を持った職人が在籍しているかなどをチェックするのも重要なポイントです。業者とのトラブルを防ぐためにも納得するまで話し合い、契約を行いましょう。当社では、無料でご相談とお見積りを行っています。外壁リフォームをお考えの人は、ぜひチェックしてみてください。

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