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屋根塗装の外壁塗装にはシリコン塗料がいいってホント?メリットと注意点を解説

2021.11.22

外壁塗装に使用される塗料には、さまざまな種類があります。その中でもよく薦められるのがシリコン塗料。

他の塗料に比べて、シリコン塗料はどのように優れているのでしょうか。

今回の記事では、シリコン塗料のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

シリコン塗料とは

シリコン塗料とは、アクリル・シリコン樹脂を主成分とする塗料のことです。シリコン塗料と聞くとシリコン樹脂だけを使用しているイメージが強いと思いますが、実際にはアクリル樹脂との両方が主成分になっています。

アクリル樹脂を主成分とした「アクリル塗料」もありますが、塗料メーカーのほとんどは「アクリルシリコン塗料」を「シリコン塗料」と略して販売しているため、塗料選びの際には混乱しないよう注意しましょう。

シリコン塗料は耐久性・耐水性・仕上がり具合・価格のバランスがよく、コストパフォーマンスに優れた塗料です。また、汚れが付きにくいというメリットもあるので、外壁や屋根塗装にも頻繁に採用されています。

カラーバリエーションも豊富なので、好みの色で塗装することができるのもうれしいポイントですね。

 

シリコン塗料のメリット

シリコン塗料は、耐熱・撥水性に優れているだけでなく、結露・カビ・雨・ホコリなどを防ぐことのできる品質の良い塗料です。

ここでは、シリコン塗料のメリットを4つご紹介します。塗料選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

耐熱性に優れている

一つ目は、耐熱性に非常に優れていることです。シリコン塗料は熱によって分解されにくく高温でも塗膜が劣化しにくいという特徴があるため、100℃以上の物体にも塗布できます。

一般的な塗料の耐熱温度は80~100℃程度ですが、シリコン塗料の種類によっては600℃前後の環境下でも耐えられるものも。

暑い地域でも、問題なく採用できるのが大きなメリットと言えるでしょう。

 

撥水性がある

二つ目は、撥水性があることです。シリコン塗料は塗膜が硬いため、汚れや水を弾く機能があります。

住宅の劣化要因となる「水の侵入」を防げるので、住まいの寿命を長持ちさせられるのがうれしいポイントです。

 

結露・カビを防ぐ

三つ目は、結露やカビを防げることです。シリコン塗料は湿気を通す透湿性に優れているため、カビ・藻を作りにくくする特徴があります。

また塗膜の剥がれや結露も防ぐことができるので、シリコン塗料を選ぶご家庭も多く見られます。

 

雨やホコリを防ぐ

四つ目は、雨やホコリを防げることです。シリコン塗料は、光沢・ツヤのある仕上がりになるのが特徴。

光沢保持率が高い分、長い期間光沢を発揮して綺麗な塗膜を維持させられる魅力があります。

さらに低電圧性で汚れが付きにくいので、雨・泥・ホコリなどを弾く性質も。汚れが付着した場合でも簡単に落とせるので、掃除の手間がかからないのも長所の一つです。

またシリコン塗料のほとんどは「セラミック成分」が配合されており、汚れが付きにくいだけでなく断熱・遮熱性が高いのもメリットと言えるでしょう。

 

シリコン塗料のデメリットと対処法

塗料選びの際には、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが重要です。

ここではデメリットだけでなく対処法もご紹介しているので、トラブルを防ぐためにもしっかり確認しておきましょう。

 

扱いが難しい→詳しい業者に依頼する

シリコン塗料はメリットが多く魅力的ですが、他の塗料と比べると弾性が低くひび割れしやすいデメリットも。

建物に動きが生じなければひびは入りませんが、地震で外壁がひび割れした場合、シリコンの塗膜も一緒に割れてしまう可能性があります。そのため温度や水分で伸縮する外壁材、振動が多い立地に塗装したいときは、弾力性のある「弾性塗料」選ぶ必要があります。

ただし弾力塗料が向かない外壁材もあるので、それぞれに合った塗料を把握してから選ぶようにしましょう。また顔料が沈殿しにくく、こまめに撹拌しなければならない塗料でもあるので、扱い方に注意して使用しなければいけません。

密着性が弱く付着性も劣るため重ね塗りが難しく、適した下塗り材を使用する必要があります。

DIYで万全に塗装するのは難しい塗料なので、シリコン塗料の特性を理解しており知識と経験が豊富な業者に依頼するようにしましょう。

 

他の塗料より割高→視点を変えればバランスが良い

シリコン塗料の価格相場は、1㎡あたり1,800円程度。一方、アクリル塗料の価格は1㎡あたりの1,000円程度、ウレタン塗料は1㎡あたり1,500円程度です。

アクリル・ウレタン塗料と比べると割高になりますが、シリコン塗料は耐久性・耐水性・仕上がり具合・価格のバランスがよい塗料ではあります。

耐用年数はアクリル塗料が3~8年ほど、ウレタン塗料が10~15年ほどに対し、シリコン塗料は7〜15年ほどと比較的長いのが長所の一つです。

あくまでも一般的な目安となりますが、「塗替えは10年に1度のペース」と言われています。アクリル・ウレタン塗料は安価ではありますが、10年以内に塗替え時期を迎えてしまうので結果的に高額になる可能性も。

耐用年数も加味して考えると、逆に1年あたりの価格が割安なこともあるので、長い目で見てコストパフォーマンスに優れたシリコン塗料を選ぶようにしましょう。

 

きちんと知って納得のいく外壁塗装を

今回の記事では、シリコン塗料について、メリット・デメリットも併せて詳しく解説しました。

塗料には安価なものから高価なものまで、さまざまな種類があります。それぞれ特徴があるので、それらを把握したうえで塗料を選ぶようにしましょう。

「外壁をシリコン塗料で塗装したい」と考えている人は、デメリットに対しての対処法もぜひ参考にしてください。

当社では、無料でご相談とお見積りを行っています。施工実績は20,000件以上、経験豊富な職人がこだわりの施工を行っております。

また施工後のアフターフォローが充実しているのも特徴の一つなので、外壁塗装の塗料選びに迷っている人はぜひ一度お問い合わせください。

 

 

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