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外壁塗装のタイミングは?ベストシーズンと長持ちさせる方法を解説

2022.10.20

新築のときには気にならなかった外壁の塗装も、築年数が経つにつれて「塗り替えをしたほうがよいのでは?」と考える人もいるのではないでしょうか。目安は10年前後といわれていますが、実は外壁の症状や塗料の耐用年数によって塗り替え時期は変わります。せっかく塗り替えるなら、ベストなタイミングで外壁塗装を行いたいはず。そこで、この記事では外壁塗装の最適なタイミングと、塗り替えの目安となる劣化症状について解説していきます。外壁塗装を長持ちさせる方法も紹介しているので、最後までご覧ください。

外壁塗装を行うベストタイミングはいつ?

築年数が経ってくると気になるのが外壁の塗装です。いつ頃が塗り替え時期なのか、タイミングがわからない人もいるでしょう。

また塗り替えるなら最適なときにしたいと考えるはず。外壁塗装の塗り替え目安は10年以上経ってからといわれていますが、気になったらすぐに塗り替えてもよいものなのか、プロでないと判断が難しいところです。そんな外壁塗装のタイミングで悩んでいる人に、工事をする最適なタイミングを解説していきます。

前回の塗装から10年前後

塗り替え時期のタイミングは、前回の塗装から10年前後経っているかどうかです。しかし、実は塗料の種類によって耐用年数が違うということを知っていますか?一般住宅の外壁塗装ではウレタン塗料かシリコン塗料が使われていて、耐久性能は5〜15年といわれています。そのため、20年以上経っていると劣化は避けられません。

外壁になんらかの症状が出てきている場合もあり、住宅自体が傷んでしまう可能性もあります。大きな被害になってしまわないように、10年前後を目安に塗り替えを行いましょう。

季節は春か秋

外壁塗装のベストシーズンは春か秋です。雨が少なく湿度が低いため、乾きやすいというのが理由として挙げられます。

職人が作業しやすいこともあり、業者にとっては繁忙期。中でも台風シーズンがおわった秋は、年末にかけてきれいにしようとする人が増加するため、塗装を検討しているなら早めに業者へ連絡しましょう。

一方、夏と冬は不向きです。梅雨時期は雨が多く湿度も高いため、塗料が乾きにくくなってしまいます。

また、冬は霜や積雪が原因となり、春や夏に比べて塗装できない期間が長いのがデメリットです。ただし、塗装工事自体はオールシーズン行っています。気温と湿度が維持できて、雨や雪が降っていなければ工事できるため、業者と相談して決めましょう。

こんなときは早急に塗り替え!外壁塗装の劣化症状

外壁塗装を行う目安は10年前後ですが、もし外壁に気になる症状があれば早めに対処しなければなりません。大きな傷や傷みではないから大丈夫だと思っていても、実は危険な場合があります。放っておくと雨水が侵入し、家の耐久性まで落ちることも。

ここからは、外壁が劣化したときに起こりうる症状を解説していきます。

色褪せや艶落ち【劣化度:低】

紫外線や風雨によって生じる色褪せや艶落ちは、どうしても避けられない症状です。塗膜の色が褪せて、艶がなくなってしまうことで見た目も悪くなります。色褪せや艶落ちはすぐに家の構造に被害が及ぶほどではないため、経過観察として様子を見ておくとよいでしょう。

ただし、劣化が進んでいるのは事実のため、塗り替えを検討するのも一つの手段です。

チョーキング【劣化度:中】

外壁を手で触ると白い粉がつくことはありませんか?

これは、塗膜の成分が劣化したことによって生じるチョーキングという現象です。紫外線や直射日光、風雨が原因で、顔料が外壁の表面に出てきてしまうことで引き起こされます。塗料の耐久力が落ちているため、できるだけ早めに対処しましょう。触るとすぐにわかるため、定期的にセルフチェックすると、異変に早く気づけるはずです。

塗膜の浮き・はがれ【劣化度:高】

外壁をよく見ると、塗膜が膨れたりはがれたりしている場合があります。

紫外線や雨の影響を受けることで、雨水が少しずつ内部へ入り込み、水分を含んで膨れてしまうからです。そして、その上から日光が当たると、塗膜が押し上げられて浮いてしまいます。

さらに、浮いた塗膜は破れやすいため、破れたところから雨水が侵入してしまい雨漏りの原因に。浮きや膨れの進行は止められません。早急に対処したほうがよいでしょう。

シーリングの亀裂【劣化度:高】

サイディングボードの継ぎ目にあるシーリング部分が劣化することで生じる亀裂。

経年劣化によって生じることが多く、長期間塗り替えていないと現れる症状です。劣化が進行すると硬くなり、振動が加わって割れてしまいます。

亀裂部分から雨水が侵入し続けるため、外壁材が腐ってしまう可能性があるでしょう。さらに雨漏りやシロアリ被害を引き起こすこともあり、家の寿命が短くなる可能性があります。シーリングの亀裂は放っておくと進行するため、状態は悪くなる一方です。見つけたらすぐに対処する必要があります。

クラック【劣化度:高】

外壁のひび割れのことをクラックといいます。乾燥や経年劣化、地震によって生じることがほとんどです。

クラック部分から雨水が侵入すると、雨漏りやカビの発生につながります。さらに、雨漏りを引き起こしてしまうと柱や木材が腐ってしまい、大きな修繕費用がかかる恐れも。小さなひび割れだからと放置しないで、クラックを見つけたら早急に対処しましょう。

実は塗料の耐用年数によって外壁塗装のタイミングは大きく変わる

塗り替え時期の目安のところで少しお話しましたが、塗料によって耐用年数が異なります。そのため、外壁塗装にどの塗料を選ぶのかによって、塗り替えのタイミングが変わるのです。

例えば、アクリル塗料の耐用年数は約3〜8年、フッ素塗料なら12〜20年と2倍以上の差があることがわかります。アクリル塗料はリーズナブルではありますが、耐久年数は長くありません。そのぶん、こまめに塗り替える必要があるため、長い目で見ると費用が多くかかる可能性があります。

選ぶなら、耐久年数が長い塗料がおすすめです。

外壁塗装のタイミングを逃した…放っておくことで生じる問題

外壁塗装のタイミングを逃してしまったり、軽い症状を見過ごして放置したりしていると、大きな被害につながることがあります。小さなヒビが雨漏りを引き起こし、柱が腐ってシロアリ被害を引き起こすことだってあり得るのです。

そこで、外壁塗装の塗り替え時期を逃したときに生じる問題を解説していきます。外壁の劣化は生活に直接関係していないように感じるかもしれませんが、軽視しないようにしましょう。

外壁の劣化が進む

劣化の症状があるないに関わらず、適切なタイミングで外壁塗装を行わなければ劣化は進行していきます。外壁は直射日光や紫外線の影響を直接受けるので、防水性は落ちていく一方です。そんな状態が何十年と続けば、劣化は避けられません。外壁塗装は耐久性を維持するためにも必要な工事です。

建物の寿命が短くなる

傷んだ外壁を放置しておくと、雨漏りやカビの原因となり、建物の構造体の劣化につながります。塗り替えを行わなければ外壁の防水性が落ちてしまい、雨水が侵入してしまうからです。水が入り込むとそのぶん湿度が上がり、カビの温床になることも。柱や屋根が腐食する恐れもあるため、非常に危険です。

長く安全に住むためにも雨漏りを引き起こさないように、外壁塗装はしっかり行う必要があります。

修理費用が増える

外壁の劣化が大きいほど、修理費用が増えてしまう可能性があります。先ほどお話したように、外壁の傷みは放置しておくことで劣化の進行や雨漏りの原因になるからです。

さらに、劣化によってシロアリ被害が生じるかもしれません。すると、本来なら塗り替え費用だけでよいはずが、雨漏り修理やシロアリ被害の費用までかかってしまい余計な出費に。

外壁の劣化は住宅の寿命が短くなるだけではなく、塗り替え費用が予算オーバーになる場合があります。そのためにも、外壁塗装は適切な時期に行っていくことが大切です。

外壁塗装を長持ちさせるために3つのメンテナンス方法を紹介

せっかく外壁塗装をしてもらったら、できるだけ長く保ちたいもの。何回も塗り替えていてはそのぶん費用も発生し、頻繁に業者へ連絡するのも億劫です。

しかし、外壁は年中ダメージを受け続けるため、どうしたら長持ちできるのかわからない人もいるでしょう。そこで、外壁塗装をできるだけ長持ちさせるためにしておきたい、3つのメンテナンス方法を紹介していきます。

定期的な掃除と点検

まず、定期的な掃除と点検は外壁塗装を長持ちさせるための基本です。外壁が汚れてしまうと、塗装の性能が発揮できなくなります。外壁には防水性や遮熱性などの性能があり、普段はその性能が劣化の進行を抑えているからです。そのため、汚れてしまうと性能が無効化されてしまい、劣化が早まってしまいます。

外壁を日頃からきれいに保てたら、性能が発揮されて外壁塗装の塗り替え時期も延びるでしょう。さらに、定期的な掃除で汚れを落としておけば、いつもきれいな外壁を維持できるため、見た目もよいところがメリットです。ただし、強くこすると塗装に影響が出る場合があるため、やわらかいブラシやスポンジで優しく掃除してください。

また、住宅メーカーが定期点検を行っているときは、積極的に受けるのがおすすめ。劣化や不具合にも早く気づけて、塗装に関する相談もできるため安心です。

シーリング補修

外壁材と外壁材の継ぎ目に使用されるシーリング材の補修は必ず行いましょう。シーリングは雨水の侵入を防ぐ役割があり、劣化が進行すると雨漏りの原因につながります。

また、外壁材より劣化が早いため、ひび割れや破断などの症状が見つかった場合は早急に補修を行うことが大切です。

ただし、樹脂系サイディングやモルタル外壁の場合はシーリングを使用していないため、補修の必要はありません。

優良業者による塗り替え

外壁塗装をしてくれる業者を選ぶときは、悪徳業者に依頼しないように注意しましょう。高額な修繕費やずさんな作業による被害にあう可能性があります。

優良業者を選ぶときのポイントは3つです。

  1. 相場よりも大幅に高かったり低かったりしないか
  2. しっかり見積もりが出されているか
  3. 過去の実績が豊富にあるか

塗装業者はたくさんあって、どこにしようか悩む人もいるかもしれません。できるだけ慎重に信頼できるところを選ぶことが重要です。

外壁塗装の塗り替え費用の相場

実際に外壁の塗り替えを行うときに、気になるのが費用です。業者に依頼するときの目安としても、しっかり理解しておく必要があります。家の大きさやどの塗料を使うかによって費用が大きく変わる可能性もあるので、詳しく解説していきます。

30坪の戸建てなら約60〜100万円が目安

一般的な戸建て住宅だと、30坪で約60〜100万円かかることを頭に入れておきましょう。

延床面積に1.2をかけると、だいたいの塗装する面積の目安がわかります。延床面積は坪数×3.3で求められるので、30坪の住宅の塗装面積を考えてみましょう。

30坪×3.3=99

99×1.2=118.8

このことから、外壁塗装の面積は118.8平方メートルだとわかります。塗装する面積によって価格は左右されるので、目安として参考にしてください。最低でも約60万円は見込んでおくとよいでしょう。

屋根の塗り替えを同時に行うと節約に

外壁塗装と一緒に屋根の塗り替えを行うと、別々にするより費用がお得になります。外壁塗装も屋根の塗り替えも、足場の設置が必要です。1回にまとめることで、この足場の設置代が余分にかかりません。また材料の運搬も1回でよいため、費用の節約になることから外壁と屋根をまとめて塗装する人も多くいます。

30坪の建物であれば、費用の相場は約80〜120万円。20〜40万円ほどプラスになると考えておきましょう。それぞれ予算があるはずなので、塗装業者と相談しながら決めてください。

まとめ

外壁塗装は最適なタイミングで行うことで、長く安心して住み続けられます。塗装の目安は約10年前後、季節のよいときを見計らって塗り替えを行うとよいでしょう。また、外壁だから大丈夫と、小さい劣化や傷みを放置しておくのは危険です。雨漏りやシロアリ被害の原因になることもあるため、見過ごさないようにしておく必要があります。

定期的に掃除をしたり点検を受けたりして、日頃から外壁をきれいに保ち、タイミングを逃さず塗り替えることが大切です。

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