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外壁塗装の適切な頻度は?寿命を延ばすポイントを紹介

2022.12.23

新築のときには気にならなかった外壁も、築年数が経つと、どうしても汚れや色褪せなどが出てきてしまいます。
外壁の塗り直しを検討してみたものの、どのくらいの頻度で塗装するのか知らない人もいるでしょう。
ネット上では外壁塗装の目安は約10年という情報をよく見かけますが、すべての建物に当てはまるわけではありません。
住んでいる地域や、使用する塗料の種類によっても変わるため、建物の状態に合わせておこなうことが大切です。

そこで、この記事では外壁塗装の適切な頻度について、わかりやすく解説していきます。
自分でできる外壁の劣化症状のチェック方法も紹介しているので、気になる人は試してみてください。

外壁塗装の適切な頻度

雨風や台風など、さまざまな災害から建物を守ってくれる外壁。築年数が経つにつれて、ダメージは蓄積されていくため、どこかのタイミングで塗装工事をおこなう必要があります。しかし、外壁の塗り直しにはそれなりの費用がかかるため、頻繁にしたくないと考えている人が多いでしょう。

そこで、ここからは外壁塗装の適切な頻度を解説します。突然、塗り替えの時期が来てしまうと想定外の出費となりますが、だいたいの目安がわかれば、予算を立てておきやすいはず。新築と、2回目の塗装では目安となる年数が違ってくるので、それぞれ詳しくみていきましょう。

初めての塗装なら築約8〜15年

新築で、まだ一度も塗り直していない場合は、約8〜15年を目安に外壁塗装をおこないます。住宅に使われている外壁材によって耐久年数は変わるので、注意しましょう。

例えば、現在主流となっている外壁材「窯業系サイディング」の耐久年数は約7年〜、アメリカなどで使われている「樹脂サイディング」なら約10年〜です。耐久年数が長いほど、外壁塗装をする頻度は少なくなります。中には、15年近く塗り直す必要のない場合もあるので、どのような外壁材が使われているのかをチェックしておきましょう。

ただし、耐久年数はあくまでも目安。製品によってはもっと短い期間で塗り直す必要が出てくる可能性もあるため、あらかじめホームページやハウスメーカーの人に聞いておくのがおすすめです。

2回目の塗装は使用した塗料によって変わる

以前に塗り替えの経験がある建物は、当時使った塗料によって頻度が大きく変わります。外壁塗装にはさまざまな種類の塗料があり、それぞれ耐用年数が異なるからです。

塗料別の耐久年数の目安を以下の表で、簡単にまとめました。

 

  耐用年数の目安
アクリル塗料 3〜8年
ウレタン塗料 5~10年
シリコン塗料 7~15年
ラジカル塗料 13~15年
フッ素塗料 10~20年

前回使用した塗料がわかれば、次の塗り替え目安が見えてくるでしょう。

適切な頻度で外壁塗装をする3つのメリット

外壁塗装を適切な頻度でおこなうと、建物の寿命を延ばすことにつながります。雨風を受ける外壁には、汚れがつきものです。直射日光も当たるため、色褪せたり艶がなくなってきたりする場合もあるでしょう。このように、塗り替えをしなければ建物はどんどん汚れて、美観を失っていきます。

また、汚れていくだけではなく、建物の性能まで落ちていく可能性も。外壁塗装は建物をきれいに見せるだけではなく、ほかにもさまざまなメリットがあるので、詳しく解説していきます。

建物の寿命を延ばす

適切なタイミングで外壁塗装をおこなっていくと、建物自体の寿命を延ばせます。外壁が劣化してしまうと耐久性が落ち、雨漏りや虫の侵入を許してしまうからです。毎日使う水回りやリビングだと、水漏れや建具の不具合などに気づきやすく、早期に修繕できるかもしれません。

しかし、外壁をしっかり観察する人は少ないのではないでしょうか。劣化していても気づかない、あるいは軽い症状だと放置しておく場合も多いはずです。そのため、気づいたときには外壁塗装の性能が失われ、雨漏りやシロアリが生じてしまったということになりかねません。

メンテナンスをしなければ、建物の寿命はすぐに来てしまいます。少しでも長く安心して住めるように、外壁塗装はしっかりおこなっていきましょう。

予想外の補修費用がかかるのを防ぐ

ベストなタイミングで塗装工事をおこなうと、補修費用が高額にならずに済みます。建物の劣化が進めば進むほど、工事費用は高くなる傾向にあるからです。外壁塗装をおこなわず放置しておくと、防水効果がなくなり、雨水が浸入する恐れがあります。その雨水が外壁の内部まで達すると、湿気によって建物が少しずつ劣化してしまうのです。

本来なら外壁塗装の工事だけで済むはずだった場合でも、雨水による雨漏り工事や断熱材の補修工事など、別途で工事費用が発生してしまうかもしれません。中には、数百万円以上の追加費用がかかる可能性も。予想外の出費を防ぐためにも、適切な頻度で外壁塗装をする必要があります。

建物の美観を維持できる

外壁を塗り替えると、当然建物を美しく見せることが可能です。築年数が経つと汚れが蓄積されるため、どうしても見た目が悪くなりますが、定期的に塗装すると美観の維持につながります。外壁が汚れていても、実際に暮らしている内装さえきれいならば問題ないという人もいるかもしれません。

しかし、外壁塗装は美観を保つだけではなく、悪質な訪問販売者に狙われるリスクを下げるという意味でも重要です。見た目がきれいな建物なら、友だちや家族も気持ちよく訪問してくれるはず。周りから見ても、外壁をきれいに保つことに損はないでしょう。

外壁塗装をしないとどうなるのか

外壁塗装は美観を保つのはもちろん、住宅の寿命を延ばすためにも必要な工事です。しかし、何十年と何事もなく住み続けていると、外壁塗装の必要性を感じられないという人もいるでしょう。

また、塗り替えに高額な工事費用を出すのをためらう場合もあるかもしれません。外壁塗装をしないまま放置しておくと、劣化は進行していきます。最悪、建て替えや地震による倒壊の恐れがあるため、大変危険です。

では、具体的にどのようなことが生じてしまうのか、以下で解説していきます。

美観が損なわれる

数年ほど経つと、新築のような輝きが失われてしまいます。外部の刺激によって、ダメージが蓄積されていくからです。雨風はもちろん、直射日光や紫外線などの影響を受け、色褪せや艶がなくなっていくでしょう。また、防汚性が弱くなると汚れがつきやすくなり、コケが目立つこともあります。

防水性が失われ雨水が浸入する

塗装の効果が落ちてくると、防水性が失われ雨漏りにつながる恐れが出てきます。外壁が劣化していくことで、小さなヒビや剥がれを引き起こし、そこから雨水が浸入してしまうからです。

特に、幅1ミリメートル以上のヒビがある場合は、建物の構造に問題がある可能性があります。小さなヒビだったとしても、安心しきるのは危険。少しでも不安な箇所が見つかれば、専門業者へ相談するのがおすすめです。

シロアリ被害や構造部分が腐食する

防水性が落ちた外壁は、雨水の浸入を許し、シロアリ被害や構造部分の腐食を引き起こします。内部まで水が浸入することで湿気が多くなり、シロアリにとって好環境な空間を築いてしまうのです。さらに、シロアリの好物は腐食した木材。雨水によって構造部分が腐ると、シロアリ被害はどんどん広がっていくでしょう。

もちろん、建物自体の経年劣化は避けられませんが、雨水やシロアリによる劣化のスピードは急速です。家が崩れるレベルにまで達するケースもあるので、暮らしを脅かす可能性があります。

補修工事が必要かどうか外壁塗装の劣化症状をチェック

外壁塗装は長く、安心して住み続けていくために重要な役割があります。しかし、塗装が必要かどうなのかは判断しづらく、業者への依頼をためらってしまうことがあるでしょう。かといって、何年も放置したままにしておくと、傷みや損傷が大きくなってしまいます。そうならないためにも、自分でできる外壁の劣化症状のチェックポイントをまとめました。毎日じっくり観察することはないかもしれませんが、たまには確認しておきましょう。

外壁の汚れ

日々、雨風や直射日光を受け、色褪せや艶落ちが生じてきます。外壁は外部の刺激から建物を守ってくれるため、このような症状はどうしても避けられません。汚れがつきやすくなったということは、塗装の耐久性が落ちている証拠。早急な塗り替えは必要ないかもしれませんが、業者に塗装時期を相談するとよいでしょう。

チョーキング

外壁を触ったときに、粉のようなものがつく現象をチョーキングといいます。このチョーキング現象は塗装が劣化することで生じ、顔料が外壁の表面に出てきている状態です。塗料の耐久性が失われているため、早急に対処するのがおすすめ。触るとすぐにわかるチョーキング現象は、わかりやすい劣化症状です。誰でもセルフチェックできるので、覚えておいて損はありません。

クラック

クラックは外壁のヒビ割れのことを指します。乾燥や経年劣化などが原因で起こり、特にモルタルはひび割れが発生しやすい外壁です。クラックが起きると、その部分から雨水が浸入し、木材が腐食する恐れがあります。

さらに、構造部分の修繕が必要になると、大きな修繕費用がかかる可能性も。構造部分が腐ると、建物自体の強度まで低下してしまうため、小さなヒビだからといって放置するのは危険です。クラックを見つけたら、早急に業者へ相談しましょう。

外壁塗装の寿命を延ばす方法

せっかく外壁塗装をおこなうなら、少しでも長持ちさせたいと考える人が多いはずです。外壁の寿命は永遠ではありませんが、必要に応じてメンテナンスすると、寿命が延びる可能性があります。塗り替えの頻度が多いとそれだけ費用がかかるため、適切な方法で外壁を長持ちさせましょう。

外壁の掃除

外壁は、外部からのダメージで少しずつ汚れが溜まっていくので、定期的に洗浄することが大切です。この汚れを放置すると、劣化の進行を早めてしまいます。特に塩分は外壁塗装に悪い影響を与えるため、海沿いに住んでいる人は要注意。汚れが蓄積される前に洗浄しておきましょう。

ただし、自分で掃除するときには、外壁自体を傷つけないようにするのがポイントです。やわらかい布やスポンジなどを利用し、力任せにせず、軽くこすって洗浄してしてください。

コーキングの補修

外壁と外壁の間、接合部分に使われるゴム状の材料をコーキングと呼びます。コーキングの補修は、外壁塗装の寿命を延ばすために必要不可欠です。コーキング部分は、劣化していくと防水性が落ちるため、雨水が浸入してしまいます。外壁まで浸み込むと、塗装自体の劣化を招く恐れも。コーキング部分にひび割れや剥離があれば、防水性を失っていると判断できます。補修が必要なため、適切に対処しましょう。

優良業者へ依頼

どれだけベストなタイミングで外壁塗装をおこなったとしても、知識や経験の少ない業者へ依頼してしまうと、確かな工事ができません。中には悪徳業者もいるため、ずさん工事で高額請求される可能性があります。塗料メーカーの規定を守らない、技術が足りないなどとなると、外壁塗装の寿命が余計に縮まってしまうでしょう。

せっかく工事費用を払って塗り替えても、このような業者だと元も子もありません。複数の見積書を比較する、口コミを調べるなどして、本当に信頼できる業者か慎重に選ぶ必要があります。

まとめ

外壁塗装は適切な頻度でおこなうと、建物の寿命を延ばし、美観を維持できます。新築なら約8〜15年、2回目なら前回使用した塗料の耐用年数を目安にして、工事を依頼しましょう。

一二三工務店は確かな技術と豊富な知識をもっている職人が、外壁塗装をおこなっています。外壁塗装の頻度はあくまで目安です。立地や気候環境によって劣化の進行は異なるため、小さなことでも気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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