UVカットフィルムに効果がないと疑っていませんか。
結論から言うと、UVカットフィルムに効果がないと一概には言い切れません。
より効果を実感したいのであれば、商品を選ぶときの見極めが肝心です。
本記事では、UVカットフィルムの効果や効果を実感するための選び方についてご紹介します。
フィルムの貼り方も解説しているため、参考にしてください。フィルムを活用して、紫外線の侵入を防ぎましょう。
UVカットフィルムは効果ないって本当?
UVカットフィルムに効果がないというのは、事実ではありません。
室内に入ってくる紫外線をカットしてくれるため、室内にある家具や洋服、壁紙などの劣化を防ぎます。
ただし、UVカットフィルムが100%カットしてくれるとは限りません。商品によって寿命もあるため、期待通りの効果が持続していない可能性もあります。
効果を実感できるUVカットフィルムの選び方
UVカットフィルムと商品名に書かれているからといって、一律に効果が感じられるわけではありません。
UVカットフィルムの効果を実感したいのであれば、以下の2つの選ぶポイントをおさえましょう。
- UVカット率90%以上の性能を選ぶ
- 遮熱・断熱性もチェックする
2つの選び方を知って、夏の強い紫外線に向けて対策をしましょう。
UVカット率90%以上の性能を選ぶ
パッケージに書かれているUVカット率を確認し、90%以上の性能のあるUVカットシートを選びましょう。
春から夏にかけては日中の紫外線がきつく、紫外線を防ぎきれないためです。
できるだけ高いカット率のUVカットフィルムを窓に貼らなければ、室内に入ってくる紫外線量でも家具や壁紙が劣化する恐れがあります。肌にもダメージを受けてしまうため、しっかりとUVカット率をチェックしましょう。
遮熱・断熱性もチェックする
窓のフィルムを選ぶときは、遮熱・断熱性を兼ね備えているかどうかを確認しましょう。
窓が多かったり、西向きに大きな窓があったりすると、なかなかクーラーが効かず困っている方もいるのではないでしょうか。
だからといって日中カーテンを閉めると、暗い部屋で過ごさなければなりません。
UVカットフィルムに遮熱・断熱の機能があれば日射による熱も遮断できるため、部屋の中の温度を上げずに済みます。
クーラーの稼働効率が高まり、節約にもつながります。
UVカットフィルムを貼るメリット
もしかすると、UVカットフィルムを貼るかどうか悩んでいる方もいるかもしれません。
UVカットフィルムを貼るメリットは、主に3つあります。
- 持続性がある
- 畳や家具の日焼けを防ぐ
- 肌へのダメージを軽減する
1つずつ確認し、UVカットフィルムを前向きに検討しましょう。
UVカットの持続性がある
UVカットフィルムには持続性があります。寿命は、長いものだと10年です。
そのため、一度施工すると頻繁に張り替える必要がありません。
ただし、なかには粘着力の劣化によって剥がれてしまうUVカットフィルムもあります。
一度剥がれると剥がれた部分から紫外線が侵入するため、貼り直さなければなりません。
専門業者に依頼すると、ピッタリ貼り付けてくれるため寿命いっぱい使い切れます。
畳や家具の日焼けを防ぐ
UVカットフィルムを貼ると、手軽に部屋の中にある畳や家具の日焼け防止が可能です。
タンスや本棚などの木製品や畳、壁紙、プラスチックなどの素材は日焼けによって色褪せてしまいます。
見た目が悪くなるわけでなく、ひび割れやささくれも出てしまう場合もあります。
UVカットフィルムで、紫外線から室内のインテリアや家具を守りましょう。
肌へのダメージを軽減する
UVカットフィルムを貼ると、紫外線による肌へのダメージを軽減できます。紫外線を過剰に浴びると、シミやシワ、そばかすのリスクを招いてしまいます。
室外であれば紫外線対策をしっかりする方であっても、室内だとうっかり日焼け止めを塗り忘れることもあるでしょう。
UVカットフィルムを貼れば、室内にいるときは日焼け止めを塗らなくても日焼け対策ができます。
UVカットフィルムのデメリット
メリットの多いUVカットフィルムですが、デメリットがある点に留意しましょう。
UVカットフィルムのデメリットは、以下の通りです。
- 経年劣化で張り替えが必要
- 貼り付けるための技術が必要な場合がある
- フィルムを貼れないタイプの窓ガラスがある
あらかじめ知っておきましょう。
経年劣化で張り替えが必要
紫外線や気温、結露によって劣化が進むと、UVカットフィルムの張り替えが必要です。
UVカットフィルムの耐用年数は10年程度ですが、貼り方や貼る場所によっては経年劣化が原因で効果が発揮されなくなるからです。
例えば、結露や乾燥を繰り返すと粘着力が弱くなり、剥がれてしまいます。
UVカットフィルムには、定期的な貼り替えが必要であると留意しましょう。
貼り付けるための技術が必要な場合がある
なかには、貼るために専門的な技術が必要なプロ仕様のUVカットフィルムもあります。
空気が窓ガラスとフィルムの間にたくさん入ってしまうと見た目が悪くなってしまうだけでなく、隙間から剥がれにつながる場合もあります。
特に、リビングや客間など人の目に留まりやすい窓ガラスにはしっかり下準備して、きれいな仕上がりを目指さなければなりません。
フィルムを貼れないタイプの窓ガラスがある
そもそも、でこぼこした窓ガラスやワイヤー入りの窓にはUVカットフィルムは貼れません。
でこぼこの窓ガラスにはフィルムが密着せず、すぐに剥がれてしまいます。
一方、ワイヤー入りの窓ガラスにフィルムを貼ると内側に太陽熱がこもってしまい、割れる原因になりかねません。
あらかじめ確認しておきましょう。
窓にUVカットフィルムを貼る手順
窓にUVカットフィルムを貼る作業に入る前に、以下の道具の準備が必要です。
- 霧吹き
- 洗剤
- カッター
- 定規
- タオル
道具が揃ったら、以下の手順通りに作業を始めていきましょう。
- 窓の汚れを取り除く
- シートをガラスの大きさに合わせてカットする
- 表面を水で濡らす
- タオルを押し当てながら密着させる
順番に確認し、きれいに仕上げましょう。
窓の汚れを取り除く
まず、フィルムを密着させるために表面の汚れや油分を取り除きましょう。
ツルツルとした表面にしなければ、空間ができて見た目が悪くなってしまいます。
フィルムをガラスの大きさに合わせてカットする
続いて、UVカットフィルムを窓の大きさに合わせてカットしましょう。あらかじめ窓ガラスのサイズを測っておくとスムーズです。
カットする際は、定規とカッターを使うときれいに仕上がります。ピッタリのサイズに切ると、貼ったときの見た目がきれいです。
表面を水で濡らす
窓とフィルムの準備が終わったら、窓ガラスのUVカットフィルムを貼る面を霧吹きで十分に濡らしましょう。
たっぷりと濡らしておかなければ、UVカットフィルムが貼り付きません。
水を吹きかける量の目安は、窓ガラスの表面から水が滴る程度です。
なかには水で濡らさなくても、貼り付けられる粘着タイプのフィルムもあるため、詳しくは製品の説明書を確認してください。
タオルを押し当てながら密着させる
最後にタオルやヘラなどを使い、フィルムと窓の間に空気が入らないように密着させながら貼り付けていきましょう。
中心から外に向かって空気を押し出していくイメージです。
あまりにも強い力で押し当てると敗れてしまう可能性があるため、注意しながら貼り付けていきましょう。
小さな気泡は手で押し出すときれいに仕上がります。
UVカットフィルムの効果をより実感したい方へ
UVカットフィルムの効果をより実感したい方は、専門業者に施工を依頼しましょう。
紫外線カット率の高いフィルムの取り扱いが多く、自分で行うよりもきれいに施工してもらうことができるからです。
一二三工務店なら、KOBOtect サンブロックフィルムを自宅に施工できます。サンブロックフィルムの強みは、以下の3つです。
- 紫外線遮断率100%
- 可視光線透過率90%
- 熱遮断率99%
紫外線を100%カットする一方で透明度は高く、部屋の明るさを保てます。
実は、紫外線カット率100%を実現しているのはKOBOtect サンブロックフィルムのみで、それ以外のフィルムはすべて100%に届いていません。
また、100%カットとそうでないフィルムの違いについても、見た目にも数値にも表れていますので、効果について気になる方は、ぜひ詳細をご覧ください。
また、熱遮断率も99%と高く、クーラーの稼働効率を向上させます。
部屋の紫外線対策をお考えであれば、ぜひ一二三工務店にお問合せください。
UVカットフィルムに効果はある
UVカットフィルムには効果がしっかりとあります。ただし、製品の紫外線カット率が低いと効果が実感できません。
使い始めてしばらく経っている場合は、経年劣化によって効果が弱まっている可能性もあります。
効果を実感したい場合は、できるだけ紫外線カット率の高いUVカットフィルムを選びましょう。
また、自分で窓ガラスに貼り付ける場合は慎重に作業を進めなければ、気泡が入ったり破れてしまったりとうまく貼れない場合があります。
高機能なKOBOtectサンブロックフィルムの施工であれば、ぜひ弊社にお問合せください。
もちろん、お見積りだけでも問題ありません。お気軽にお問合せください。
Q:UVカットフィルムは効果ないって本当?
A:UVカットフィルムが効果ないことは事実ではありません。
ただし、経年劣化や紫外線カット率の低さによって効果を実感できていない可能性があります。
Q:効果のあるUVカットフィルムの選び方は?
A:UVカット率90%以上の性能を選び、遮熱・断熱性もチェックしましょう。