UVカットフィルムの寿命はどれくらいなのか、気になっていませんか。
UVカットフィルムの寿命は5〜10年と言われています。しかし、設置環境によっては早く劣化してしまい、効果が持続しません。
本記事ではUVカットフィルムの寿命や、交換する目安について解説します。寿命を早めてしまう要因についても説明しているため、参考にしてください。
効果を保ち、肌やインテリアを紫外線から守りましょう。
UVカットフィルムの寿命は5〜10年
UVカットフィルムの寿命は5〜10年です。
見た目は購入時と変わらなくても、ずっと紫外線を浴び続けたUVカットフィルムは劣化していきます。製品によって寿命は変わりますが、目安は以下のように考えましょう。
- 内貼りタイプ:10年
- 外貼りタイプ:5年
やはり、外に貼るタイプだと紫外線を直接浴びるため、劣化速度が早まります。
また、設置環境によって寿命は変動します。色・形に変化がなかったらご紹介した寿命を目安に貼り替えましょう。
UVカットフィルムを貼り替える目安
UVカットフィルムをせっかく貼っていても、劣化が進むとUVカットの効果が得られません。以下のような場合、貼り替えの目安と考えましょう。
- ゆがみが出る
- 白くにごる
- 窓から剥がれる
上記はすべて目視で確認できる貼り替え合図です。それぞれ詳しく確認しましょう。
ゆがみが出る
フィルムにゆがみが出ていると、経年劣化の印です。ゆがみによってガラスとフィルムの間に隙間ができ、膨れていくケースもあります。見た目も悪く、店や客間に貼っていると気になるでしょう。
ガラス全面にゆがみやふくれが目立ってきたら、UVカットフィルムを貼り替えるタイミングです。
白くにごる
紫外線で劣化すると、ガラスとの接着面に白い濁りが出てきます。外貼りフィルムによくある劣化現象で、紫外線やキズ、摩耗が白くなって現れます。
表面の汚れではないため、ふきんでも拭き取れません。UVカットの機能は落ちてしまっているため、貼り替えましょう。
窓から剥がれる
経年劣化によって粘着力が下がり、窓ガラスから剥がれてきたら貼り替えのタイミングです。
窓ガラスから剥がれてしまうと、UVカット効果が期待できません。なぜなら、貼っている部分はUVカットできても、剥がれた部分から部屋に紫外線が侵入するためです。
少しの剥がれでも、UVカット機能が低下している可能性があるため貼り替えましょう。
UVカットフィルムの寿命を縮める要因
フィルムの寿命は5〜10年ですが、設置環境によっては寿命を縮めてしまいます。寿命を縮める要因は、主に以下の2つです。
- 熱
- 湿気や結露
できるだけ長持ちさせるために、要因を知っておくことは大切です。それぞれ詳しく確認しましょう。
熱
熱がこもるような場所では、劣化が早いとされています。
特に夏季、ずっと日にあたっているとフィルム表面の温度が高くなりやすいです。日差しが強いと、UVカットフィルムの表面は50度を超えると言われています。
遮熱機能のついているフィルムであれば、フィルムが熱を吸収するため劣化はさらに進むでしょう。
湿気や結露
湿気や結露にもUVカットフィルムは弱く、劣化の原因につながります。雨の多い梅雨の時期や、外気と室内の温度差が激しい冬の時期には結露が発生しやすく、劣化を早めてしまいます。
湿気や結露の多い環境でUVカットフィルムを使い続けると寿命が縮まるため、留意しましょう。
寿命を迎えたまま貼り続けるとどうなる?
寿命を迎えたUVカットフィルムでも見た目がきれいだと、そのまま貼っていてもいいのではないかと考える方がいます。
しかし、そのまま貼り続けると、以下のような問題が発生します。
- UVカット効果がなくなる
- 窓ガラスの見た目が悪くなる
経年劣化によって弾き起こる問題について詳しく確認しましょう。
UVカット効果がなくなる
目的であるUVカットの効果がなくなり、紫外線の侵入を許してしまいます。紫外線が部屋の中に入ると、家具・内装の劣化や、皮膚の日焼けにつながります。
ちなみに、窓から透過する紫外線は約70%です。紫外線は床や壁に吸収されたり、室外へ反射して出ていったりします。部屋の中にとどまりつづけるわけではないものの、窓にUVカット機能が装備されていなければ室内へ入りつづけてしまいます。
窓ガラスの見た目が悪くなる
白く濁ったり、部分的に剥がれたりして、窓ガラスの見た目がよくありません。人の出入りが少なければ気にならないかもしれませんが、人の出入りが多い客間やリビング、店だと隠したくなるでしょう。
すでに寿命を迎えたUVカットフィルムの機能は著しく低下しているため、見た目を悪くするだけの存在となってしまいます。不衛生に見えるため、貼り替えを検討しましょう。
UVカットフィルムを貼り替える方法
UVカットフィルムの経年劣化を感じたら、早めに取り替えて機能や見た目の美しさを保ちましょう。貼り替えるには、以下の2つの方法があります。
- 100均やホームセンターで購入してDIYする
- プロに施工を依頼する
それぞれのメリット・デメリットを確認し、どちらの方法がいいか検討しましょう。
100均やホームセンターで購入してDIYする
まず、DIYで自分で貼り替える方法があります。100均やホームセンターに行けば、UVカットフィルムが手頃な値段で販売されているため、費用を抑えられます。
貼り付ける作業は難しくありませんが、きれいに貼るために2人で作業すると効率的です。内貼り・外貼りの誤りをする方が多いため、注意しましょう。
また、元々貼っていたUVカットフィルムの粘着力が強く、上手に剥がれない場合もあります。ガラスが傷つかないよう配慮して作業を進めましょう。
プロに施工を依頼する
大きな窓や屋外のガラスにフィルムを貼りたいのであれば、プロに頼みましょう。なぜなら作業が難しく、きれいに貼ることが難しいためです。UVカットフィルムをきれいに貼れば、本来のUVカットフィルムの効果を十分に発揮してくれます。
もちろん、すべてプロの作業員に任せられるため、剥がす作業や貼り付け作業、掃除などの一連の作業に時間を割く必要はありません。よりUVカット効果を実感するためには、プロに施工を依頼しましょう。
UVカットフィルムなら一二三工務店へお任せください
UVカットフィルムの寿命が気になるのであれば、弊社が取り扱うUVカットフィルム「KOBOtectサンブロックフィルム」がおすすめです。
KOBOtectサンブロックフィルムは以下の機能を持ち、紫外線が気になる方から支持されています。
- 紫外線遮断率100%
- 可視光線透過率90%
- 熱遮断率99%
紫外線遮断率が100%の窓フィルムとして売られているのは、現在KOBOectフィルムのみです。
99%カットの商品は市販でもたくさん売られていますが、完全に遮断できるという点ではKOBOectフィルムは圧倒的に性能が高いといえます。
1%の差がどれほどの影響をもたらすかについては、下記のページで実証実験を用いてご説明しているので、ぜひご覧ください。
ただし、いくら機能性が高くても、施工の流れや費用が気になりますよね。
ここでは、一二三工務店でUVカットフィルムを施工するときの流れと料金についてご紹介します。
施工の流れ
UVカットフィルムの施工の流れは、以下の通りです。
- お見積り
- 施工前準備
- 窓の洗浄
- フィルムの貼り付け
- 作業完了
- 最終チェック
施工時間は2〜3時間程度と短いため、気軽にご相談いただけます。日差しがきつくなる夏までにぜひご依頼ください。
施工料金
弊社で紫外線カットフィルムを施工する場合の料金は、25,000円〜/㎡です。
下記表のように、窓の大きさによって費用は大きく異なります。以下、窓の大きさと施工にかかる費用を目安としてお考えください。
窓の種類 | 費用 |
小窓(0.63㎡) | 15,750円〜 |
腰高窓(1.53㎡) | 38,250円〜 |
掃き出し窓(3.06㎡) | 76,500円〜 |
詳細な費用についてはお見積りしますので、ぜひお問合せください。
効果がないと思ったらUVカットフィルムを交換しよう
UVカットフィルムの寿命は、5〜10年です。しかし、熱や湿気によって劣化が進み、寿命を縮めてしまいます。ゆがみや白いにごり、剥がれが見えたら交換のタイミングのため、見逃さないように注意しましょう。
寿命を迎えたUVカットフィルタは、見た目の悪さだけでなくUVカット効果も下がっています。早めにUVカットフィルムを交換し、紫外線の侵入を防ぎましょう。
高機能なKOBOtectサンブロックフィルムの施工であれば、ぜひ弊社にお問合せください。もちろん、お見積りだけでも問題ありません。お気軽にお問合せください。
Q:UVカットフィルムの寿命は?
A:内貼りタイプなら10年、外貼りタイプなら5年が目安です。
Q:UVカットフィルムを貼り替える目安は?
A:ゆがみが出る、白くにごる、窓から剥がれるといった現象が目に見えたら貼り替えのタイミングです。