メリット・デメリットを徹底解説
遮光カーテンに紫外線カットの効果があるか気になってませんか。
遮光率の高い遮光カーテンであれば紫外線カット効果は高いです。一方で、カーテンを閉めると、部屋が真っ暗になって生活しづらいデメリットがあります。
本記事では、遮光カーテンの紫外線カット効果やメリット・デメリットを詳しく解説します。ほかの紫外線対策方法も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
あなたにとって最適な方法で紫外線カットをして、肌やインテリアの日焼けを防ぎましょう。
遮光カーテンの効果は?紫外線をどのぐらい通す?
遮光カーテンとは、外からの日光を遮って部屋を暗く保つためのカーテンです。日光そのものを遮るため、日光に含まれる紫外線をカットする効果も期待できます。
遮光率99.40%以上の機能を有する生地には「遮光マーク」が入っているため、購入する際は確認しましょう。遮光マークは、一般社団法人日本インテリア協会の基準で遮光率が測定されて、認められた製品にだけ入れられます。
また、遮光カーテンには以下の4つのレベルがあり、レベルによって光を通す量が変わります。
レベル | 遮光率 |
---|---|
完全遮光 | 100% まわりの状態がわからない |
1級遮光 | 99.99%以上 人の表情を識別できない |
2級遮光 | 99.80%以上 人の表情がわかる程度 |
3級遮光 |
99.40%以上 |
このように、ひとくくりに遮光カーテンといっても、レベルによって日光や紫外線を通す量は異なります。購入時の参考にしましょう。
遮光カーテンとUVカットカーテンの効果の違い
遮光カーテンとUVカットカーテンの違いは、「何を遮るか」です。遮光カーテンは光そのものを遮りますが、UVカットカーテンは紫外線のみを遮ります。
2つの違いを以下の表にまとめました。
項目 | 遮光カーテン | UVカットカーテン |
---|---|---|
カットするもの | 光すべてを遮る | 紫外線のみを遮る |
閉めたときの部屋の状態 | 暗い | 光を通すため明るい |
カーテンのタイプ | ドレープカーテンタイプ | レースカーテンタイプ |
UVカットカーテンは紫外線だけを遮断する効果があり、目に見える可視光線は部屋の中に入ってきます。そのため、部屋は明るく保たれます。
紫外線対策に遮光カーテンを使うメリット
紫外線対策に遮光カーテンを使うメリットは、3つあります。
●手軽に紫外線対策できる
●熱や冷気を外部に通しにくい
●光の差し込みがなく映画鑑賞や睡眠に役立つ
メリットを知れば、室内における紫外線対策の1つの選択肢として前向きに考えられるでしょう。順番に解説します。
手軽に紫外線対策できる
部屋のカーテンを閉めるだけで日光を遮れるため、手軽に紫外線対策ができます。完全遮光レベルのカーテンを隙間なく閉めれば、日光が一切部屋の中に入ってきません。
家具やフローリング、壁紙クロスなどのインテリアの日焼け対策はもちろん、室内で日焼け止めを塗る必要もなくなります。手軽な紫外線対策方法として遮光カーテンを活用できます。
熱や冷気を外部に通しにくい
遮光カーテンは日光だけでなく、熱や冷気を通しにくい性質を持っています。そのため、窓から熱や冷気が室内と室外を行き来しなくなり、エアコンの稼働効率が高まります。
暑い夏は、室外の熱が入ってこないため、西日が強くてもエアコンの稼働を上げる必要はありません。もちろん、冬も外の冷気を通さないため、1年を通して光熱費のコストカットにつながります。
光の差し込みがなく映画鑑賞や睡眠に役立つ
完全遮光・1級遮光のカーテンだとほとんど光を通さないため、昼間でも部屋を暗く保てます。そのため、昼間に映画鑑賞をしたり、ぐっすり睡眠をとったりできます。
一般的に、遮光カーテンは、光を遮りたい寝室やシアタールームなどで使われるケースが多いです。紫外線カットだけでなく、光そのものを遮断する遮光カーテンならではのメリットです。
紫外線対策に遮光カーテンを使うデメリット
遮光カーテンで紫外線対策をするとメリットがある一方で、デメリットもあります。デメリットをしっかり理解しておけば、購入後の後悔を防げます。
紫外線対策に遮光カーテンを使うデメリットは、以下の3つです。
●閉めたときにしか効果を発揮しない
●カーテンを閉めると部屋に光が入らない
●インテリア性に欠ける
順番に確認しましょう。
閉めたときにしか効果を発揮しない
当然ですが、遮光カーテンは閉めた状態でなければ、紫外線カットの効果を発揮しません。遮光カーテンが空いていると、外から窓ガラスを通して日光が室内に侵入してしまいます。
そのため、室内の紫外線カットをしたいときは、常にカーテンを閉めておく必要があります。
カーテンを閉めると部屋に光が入らない
紫外線カットのために遮光カーテンを閉めていると、部屋に光が入ってきません。完全に真っ暗にならないものの、遮光レベルの高いものほど光を遮ってしまいます。
最もレベルの低い3級遮光のカーテンであっても、何か作業をするには暗いと感じるレベルです。自然な光を浴びて暮らしたい方にとっては、不便に感じるでしょう。
インテリア性に欠ける
遮光カーテンはインテリア性に欠けるため、購入しづらいと感じる方もいます。種類が限られているため、部屋のイメージに合うカラーが見つかりにくいからです。
一般的に、遮光カーテンには厚手生地のドレープカーテンが採用されています。また、光を遮るための加工が施されており、グレーやカーキ、グリーンなどの色合いのものが多いです。
部屋の雰囲気にこだわりがあるのなら、デザインにバラエティ性の少ない遮光カーテンは向いていないかもしれません。
窓からの紫外線を100%カットするにはどうしたらいい?
窓から入ってくる紫外線を100%カットして、インテリアや肌から紫外線を守りたいと考えている方もいるでしょう。
窓からの紫外線を100%カットするには、以下の方法があります。
●完全遮光レベルのカーテンを隙間なく閉めっぱなしにする
●99%以上カットする窓ガラスに変更するか
●100%以上の紫外線カットフィルムを窓に貼る
カーテンで紫外線を100%カットするのであれば、完全遮光レベルを選びましょう。また、日中でも隙間ができないようにカーテンを閉めておく必要があります。
また、窓ガラス自体にUVカット効果のある製品があるため、リフォームしてもよいでしょう。室内のすべての窓を99%以上カットの窓ガラスに取り換えれば、紫外線のカットが可能です。
窓に紫外線カットフィルムを貼っても、しっかり対策できます。100%カットの商品を使えば、日光を部屋の中に取り入れつつも紫外線だけを遮断します。
紫外線対策に紫外線カットフィルムが効果的な理由
紫外線対策には、100%の紫外線カットフィルムが効果的です。紫外線カットフィルムであれば、窓を開けて日光を取り込める状態のまま紫外線だけをカットできます。
弊社の「KOBOtectサンブロックフィルム」なら紫外線は遮断するものの、可視光線透過率90%のため部屋を明るく保てます。「紫外線は遮りたい」「でも部屋は明るく保ちたい」といいところどりをするなら「KOBOtectサンブロックフィルム」がおすすめです。
もちろん、窓に直接貼るだけの作業のため、窓ガラス変更といった大きなリフォームは不要です。窓に隙間なく貼るだけで紫外線を100%遮りながらも、快適な生活を送れます。
日焼け対策は紫外線カットフィルムを選ぼう
室内の紫外線対策は、紫外線カットフィルムを選びましょう。もちろん、遮光カーテンでも紫外線の侵入を防げます。しかし、日中部屋で快適に過ごしたり、作業をしたりできなくなる点に注意しましょう。
弊社の「KOBOtectサンブロックフィルム」なら紫外線遮断率100%・可視光線透過率90%・熱遮断率99%と嬉しい機能が揃っています。
高機能なKOBOtectサンブロックフィルムであれば、普段と変わらない過ごし方で紫外線カットが叶います。もし、窓のリフォームに関してお困りでしたら、弊社にお気軽にご連絡ください。
Q:遮光カーテンの紫外線カット効果は?
A:完全遮光なら100%、1級遮光なら99.99%以上、2級遮光なら99.80%以上、3級遮光
なら99.40%以上の光を遮ることができ、紫外線も同様にカットできます。
Q:窓からの紫外線を100%カットするにはどうしたらいい?
A:部屋を明るく保ちながらも紫外線を100%カットしたいなら、紫外線カットフィルムが効果的です。