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壁紙が剥がれる原因と対策|補修・予防・業者依頼まで徹底解説

2025.06.07

「最近、壁紙が浮いてきた」「角や継ぎ目がめくれている」——そんな症状に心当たりはありませんか? この記事では、壁紙が剥がれる主な原因から、自分でできる補修方法、再発防止のための予防策、さらには業者に依頼する際のポイントまで、幅広く解説しています。 賃貸でも持ち家でも、初めての方にも分かりやすいように構成していますので、ぜひ参考にしてください。

壁紙が剥がれる主な原因とは?

まずは、なぜ壁紙が剥がれてしまうのか、その代表的な原因を把握しておきましょう。 複数の要因が複雑に絡み合っているケースも多いため、チェック項目ごとに確認していくことが大切です。

湿気や温度変化による影響

湿気と温度変化は、壁紙が剥がれる大きな原因です。 特に、浴室・洗面所・キッチン・トイレなど水回りや、梅雨時期・台風シーズンでは湿気がこもりやすく、糊の劣化を引き起こします。 また、窓際・天井付近・直射日光が当たる壁は、温度差による膨張・収縮が起きやすく、浮きや剥がれが生じやすいポイントです。

チェックポイント

  • 継ぎ目やコーナーに浮きが出ている
  • 高さのある場所(天井やドアの上)に湿気がこもる

下地の処理不足・接着ミス・施工不良

貼り付け前の下地が汚れていたり、凹凸があるままだと、壁紙はうまく密着せず剥がれやすくなります。 また、接着剤の量が少なすぎたり、乾燥時間が短すぎたりするのもNGです。 DIY初心者にありがちな**「重ね貼り」や「糊の塗りすぎ」**は、逆に剥がれやすさを高める結果となります。

NG例

  • 古い壁紙の上にそのまま重ねて貼る
  • 接着剤がはみ出るほど塗ってしまう
  • 接着後すぐに触って乾燥不足

経年劣化・構造のゆがみ・地震の影響

長年の使用によって、壁紙や糊は自然と劣化していきます。 さらに、地震や経年変化による建物のゆがみが壁紙にテンションをかけ、剥がれやひび割れを起こすこともあります。 壁紙そのものの問題ではなく、下地の石膏ボードが変形・カビ・割れなどを起こしているケースもあるため、注意が必要です。

ペットや家具による物理的ダメージ

ペットの爪によるひっかき傷や、家具の移動時の衝突も、剥がれの原因になります。 特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、壁紙を守る工夫が求められます。

剥がれてしまった壁紙の対処法

状態に応じて、適切な方法で対応すれば、見た目もきれいに保つことができます。

軽微な剥がれ:DIYで応急処置

【対応できる症状】

  • 継ぎ目が少し浮いている
  • コーナーがわずかにめくれている
  • 全体の10cm未満程度の剥がれ

【使う道具】

  • 壁紙用接着剤(スティック・チューブ・スプレータイプ)
  • ヘラ・ローラー・綿棒・ウエス
  • マスキングテープ(圧着補助)

【手順】

  1. 剥がれた部分のゴミ・ほこりを除去
  2. 接着剤を薄く均等に塗布
  3. ヘラで空気を抜きながら圧着
  4. テープで固定して数時間放置

数センチ〜20cm程度:補修材を使って修復

【補修のポイント】

  • 壁紙と同系色の補修材(パテやパッチ)を使用
  • 境目をぼかすようになじませると自然に仕上がる
  • 色味の違いが出やすいため、なるべく見えにくい位置から試す

大規模な剥がれ:張り替えの検討を

剥がれの範囲が大きい場合や、下地の劣化・カビなどが見られる場合は、壁紙全体の張り替えを検討しましょう。 DIYも可能ですが、失敗すると逆に費用がかさむこともあるため、不安な場合はプロへの依頼が確実です。

賃貸住宅の場合:管理者に連絡を

勝手な補修や張り替えはトラブルの原因に。 まずは大家さんや管理会社へ状況を連絡し、対応方針を確認しましょう。 証拠として写真を添えて連絡するとスムーズです。

剥がれを防ぐための予防策

1. 素材選びでリスク回避

  • 湿気の多い場所 → 防カビ・耐水性のビニル壁紙
  • ペットや子どもがいる → 傷に強く、掃除しやすい素材
  • 高温になる部屋 → 耐熱性・断熱性のあるタイプ

2. 下地処理は施工の命

  • 古い壁紙を剥がし、凹凸を削り、ホコリを除去
  • 石膏ボードが劣化している場合はパテ埋めや補強が必要
  • シーラー処理で接着力アップ

3. 貼り方の基本を守る

  • 糊は均一に薄く塗る(はみ出さない程度)
  • ヘラやローラーでしっかり空気抜き
  • 端・角・継ぎ目を重点的に圧着
  • 施工後は十分に乾燥させる(扇風機・換気OK)

4. 日常のメンテナンスを怠らない

  • 汚れたら中性洗剤で早めに拭き取る
  • 湿気対策として定期的に換気を行う
  • 家具や掃除機が壁に当たらないよう配慮する
  • ペットの爪を短く整える

DIY用壁紙・クロス・ビニル壁紙の違いと施工アドバイス

種類 特徴 注意点
DIY壁紙 貼りやすく安価 耐久性・耐水性がやや低い。湿気が多い場所には不向き
クロス(布・織物) 高級感があり意匠性◎ 素材により施工難度が高く、圧着やカットが繊細
ビニル壁紙 最も一般的で汎用性◎ 糊ムラや継ぎ目処理に注意。下地処理が仕上がりを左右

プロに依頼する際のポイント

メリット

  • 美しい仕上がりと高耐久性
  • 石膏ボードや構造的な問題にも対応可
  • アフター保証が付く場合もあり

費用感と工期

  • 張り替え費用:1㎡あたり 1,000〜2,500円程度
  • 工期:6〜12畳の部屋で半日〜1日が目安
  • 下地補修が必要な場合は追加費用が発生

業者選びのコツ

  • 施工実績のある地域密着型が◎
  • 見積書の明細を細かく確認
  • 口コミや評価サイトで信頼性を確認
  • 保証内容をチェック(施工不良対応など)

まとめ|壁紙の剥がれは早めの対処と予防がカギ

壁紙が剥がれる原因は、湿気・温度差・施工不良・経年劣化・生活ダメージなど多岐にわたります。 放置せずに早期対処することで、余計な費用や労力を防げます。

小さな剥がれならDIYでも十分補修可能ですし、大規模な場合や下地の問題が疑われる場合は、迷わずプロの手を借りるのが安心です。 日々の換気や掃除といった小さな積み重ねも、長く美しい壁を保つためには大切です。

あなたのお部屋の壁紙も、ぜひこの機会にチェックしてみてください。 快適で清潔な住空間は、暮らしの満足度を大きく左右します。

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