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【2025年版】瓦屋根のすべて|種類・寿命・費用・メンテナンス・後悔しない選び方まで完全解説

2025.06.29

「瓦屋根って本当に地震に弱いの?」「寿命や費用はどのくらい?」「メンテナンスって何が必要?」 そんな疑問をお持ちの方へ。この記事では、国土交通省や業界団体の基準をもとに、瓦屋根の選び方・注意点を網羅的に解説します。住宅リフォームや屋根修繕を検討中の方にとって、信頼できる情報源としてお役立ていただけます。

✅この記事でわかること

  • 瓦屋根の種類と違い
  • 瓦屋根の寿命と劣化サイン
  • 地震・台風に強い瓦の選び方
  • 他の屋根材との違い
  • 費用相場と火災保険・補助金の活用法
  • 後悔しない選び方とチェックリスト

1. 瓦屋根とは?

瓦屋根は、粘土を焼いて作る日本の伝統的な屋根材で、耐久性・断熱性・防火性に優れるのが特徴です。 国土交通省の建築技術基準にも「不燃材料」として認定されており、JIS A 5208規格に適合した製品が多く採用されています。

飛鳥時代から現代まで使われ続けており、日本の住宅文化を象徴する存在とも言えるでしょう。

2. 瓦屋根の種類と特徴

種類 特徴 耐用年数 メンテナンス 向いている人
粘土瓦 焼き物ならではの風合いと耐久性 約40〜50年 少なめ 景観・耐久重視の方
セメント瓦 安価で色のバリエーションが豊富 約20〜30年 塗装が必要 初期費用を抑えたい方
防災瓦 ズレ・落下に強い緊結構造 30年以上 少なめ 地震対策を重視する方
軽量瓦 建物への負荷が少ない 約30年 標準 古い建物や木造住宅
太陽光瓦 発電機能付き 製品により異なる 定期点検 発電も兼ねたい方

※分類は、一般社団法人全日本瓦工事業連盟の用語基準に準拠しています。

3. 瓦屋根のメリット・デメリット

メリット

  • 耐久性が高い(50年以上使える製品も)
  • 断熱性・遮音性に優れる
  • デザイン性が高く、重厚感・高級感がある
  • 不燃材で火災リスクに強い
  • 定期点検をすれば維持コストが低め

デメリット

  • 重量があり、構造補強が必要な場合も
  • 初期費用が他素材より高め
  • ズレや漆喰の劣化に注意が必要

4. 他の屋根材との比較

屋根材 耐久性 重さ メンテナンス 初期費用 見た目
瓦屋根 ◎ 30〜50年 ✕ 重い ◯ 少なめ △ 高め ◎ 高級感
スレート △ 15〜25年 ◯ 標準 ✕ 頻繁 ◎ 安価 ◯ 標準
金属(ガルバ) ◯ 20〜30年 ◎ 軽い △ 塗装要 ◯ 中程度 △ 無機質

5. 瓦屋根の寿命と劣化サイン

寿命の目安

  • 粘土瓦:40〜50年(中には100年超の事例も)
  • セメント瓦:20〜30年(再塗装含む)

劣化サイン

サイン 原因と対応
瓦のズレ・欠け 台風・地震|→早めの補修
漆喰の剥がれ 経年劣化|→詰め直し
コケ・カビの繁殖 通気性・水はけ低下|→清掃 or 葺き替え
色あせ・白化 紫外線・風雨|→塗装または交換
雨漏り・軒天の染み 瓦の破損・下地の劣化|→診断・葺き替え

6. 地震・台風対策としての瓦屋根

近年では、緊結工法・防災瓦・軽量瓦の進化によって、従来の「瓦=地震に弱い」というイメージは大きく改善されつつあります。

屋根診断士や一級建築士による耐震診断を受けたうえで、構造に適した瓦を選定することが重要です。

7. 瓦屋根の費用相場

工事内容 費用目安(税抜)
粘土瓦の新設 1㎡あたり 12,000〜25,000円程度
セメント瓦の再塗装 約20〜50万円程度(10〜15年ごと)
葺き替え(全面交換) 100〜300万円程度
部分補修 5万〜30万円程度
点検 無料〜2万円程度

※費用は国交省「住宅リフォームガイドライン(2023年版)」および全国平均の実施工事例をもとに算出

8. 火災保険・補助金の活用

  • 火災保険・地震保険:台風や地震での瓦破損に対し、修理費用が補償されるケースあり
  • 自治体の補助金制度:耐震改修や屋根リフォームへの助成がある市区町村も(要事前確認)

9. 後悔しない瓦屋根の選び方

チェックリスト

  • □ 建物が瓦の重さに対応できるか?
  • □ 地震対策として防災瓦や軽量瓦が必要か?
  • □ メンテナンス頻度をどのくらい許容できるか?
  • □ 景観・デザインとの相性はどうか?
  • □ 信頼できる業者か?施工保証・資格の有無は?

10. よくある質問(FAQ)

Q1. 瓦屋根は雨漏りしやすいですか?

A. 適切な施工・定期点検をしていれば問題ありません。劣化した漆喰やズレた瓦の放置が主な原因です。

Q2. 地震対策はどうするべき?

A. 防災瓦や緊結工法の採用が効果的です。特に耐震等級を考慮した設計と組み合わせると安心です。

Q3. 火災保険は使えますか?

A. はい。台風・雪害・落下物などによる瓦の破損は、火災保険や地震保険の対象になることがあります。

Q4. 資格を持った業者に頼むべきですか?

A. できれば「瓦屋根工事技士」や「屋根診断士」などの資格保有者が在籍する会社がおすすめです。技術・知識・保証の面で信頼性が高まります。

まとめ

瓦屋根は、日本の住宅における伝統と機能美を兼ね備えた屋根材です。 ただし、選ぶ際には耐震性・構造・予算・施工業者の信頼性など多面的に検討する必要があります。

本記事は、国土交通省・JIS規格・業界団体の情報をもとに作成されています。 ぜひこの情報を参考に、後悔のない屋根選びを進めてください。

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