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【完全ガイド】耐震等級とは?種類・メリット・デメリットを分かりやすく解説

2026.01.20

「地震が多い日本で、安心して暮らせる家を建てたい。」マイホーム購入やリフォームを検討されているあなたなら、きっとそう思われていることでしょう。数ある住宅の性能の中でも、特に気になるのが「耐震性」ではないでしょうか。その耐震性を数値で表したものが「耐震等級」です。でも、「耐震等級って具体的にどういう意味?」「1~3まであるけれど、何が違うの?」「高い等級だと、どんなメリットやデメリットがあるの?」と疑問に思っている方も多いはず。この記事では、そんなあなたの疑問をすべて解消します。耐震等級の基本から、各等級の詳細、そして賢い家づくりのためのポイントまで、分かりやすく解説していきます。この記事を読めば、あなたも自信を持って、家族が安心して暮らせる家づくりができるようになりますよ。

耐震等級とは?地震から家族を守るための基準

地震が多い日本において、私たちが安心して暮らすためには、住まいの耐震性が非常に重要です。この耐震性を客観的な基準で評価し、数値で示したものが「耐震等級」です。耐震等級は、住宅の地震に対する強さを示す指標であり、家族の命と財産を守るための大切な基準となります。

住宅の耐震性が高いということは、地震が発生した際に建物が倒壊するリスクが低く、住む人の安全が確保されることを意味します。特に大規模な地震が発生した場合でも、耐震等級が高い住宅は損傷を最小限に抑え、その後の生活再建にも大きく貢献します。

耐震等級は、単に「地震に強い」という漠然とした表現ではなく、法律に基づいた具体的な基準によって定められています。これにより、住宅購入者や建築主は、自身の求める安全レベルに応じて住宅の性能を選択できるようになります。安心できる住まいを選ぶ上で、耐震等級の理解は欠かせない要素と言えるでしょう。

住宅性能表示制度と耐震等級の関係

住宅の耐震性を客観的に評価する上で、「住宅性能表示制度」は非常に重要な役割を担っています。この制度は、住宅の性能を統一された基準に基づいて評価し、書面で表示することで、一般消費者が住宅の品質を比較・検討しやすくすることを目的としています。

耐震等級は、この住宅性能表示制度で評価される項目の一つです。具体的には、「構造の安定に関する事項」という評価分野の中に「耐震性」という項目があり、その中で等級1から3までの評価が与えられます。

この制度を利用することで、購入を検討している住宅の耐震性がどのレベルにあるのかを、専門知識がなくても明確に把握することが可能です。たとえば、設計図だけでは分かりにくい耐震性を、第三者機関が定めた共通の基準で評価・表示してくれるため、安心して住宅選びを進めることができます。

住宅性能表示制度は、耐震性だけでなく、省エネルギー性や劣化対策、維持管理・更新への配慮など、住宅のさまざまな性能を評価します。その中でも耐震等級は、地震が多い日本において、特に注目すべき重要な評価項目と言えるでしょう。

耐震等級の3つの種類を徹底解説

耐震等級は、建物の耐震性能を示す指標として、1から3までの3つの段階に分かれています。これらの等級は、建物の構造がどの程度の地震に耐えられるかを明確にするもので、数字が大きくなるほど耐震性が高いことを意味します。

これから、それぞれの耐震等級が具体的にどのような性能を持っているのか、そしてどのような地震に対してどの程度の安全性を確保できるのかを詳しく解説していきます。ご自身の家づくりや住まい選びの参考にしてください。

耐震等級1:建築基準法レベルの最低限の耐震性

耐震等級1は、建築基準法で定められた最低限の耐震性能を満たす住宅を指します。これは、極めてまれに発生する大規模な地震(震度6強から7程度)に対して、建物が倒壊・崩壊しないことを目標とした基準です。

具体的には、数百年に一度発生するような大規模な地震が起きても、人命が失われるような家屋の全壊は免れるレベルとされています。ただし、この等級はあくまで「倒壊・崩壊しないこと」を目的としており、地震後に住み続けられるかどうかは保証されていません。大規模な地震が発生した場合、損傷を受けて大規模な補修が必要となる可能性は十分にあります。

多くの新築住宅は、この耐震等級1をクリアするように設計・建築されていますが、より高い安全性を求める場合には、さらに上の等級を検討することが重要です。

耐震等級2:等級1の1.25倍の強度で、より安心な暮らしへ

耐震等級2は、耐震等級1よりもさらに高い耐震性能を持つ住宅に与えられる等級です。具体的には、耐震等級1で想定される地震力(数百年に一度発生する震度6強から7程度の地震)の 1.25倍の力 に耐えられる構造とされています。

この等級の大きな特徴は、長期優良住宅の認定基準の一つとなっている点です。長期優良住宅は、良い家を長く使い続けることを目的とした制度であり、耐震性だけでなく、劣化対策や省エネルギー性など、さまざまな基準を満たす必要があります。耐震等級2の取得は、住宅が長期にわたって高い安全性を保つための重要な要素となるのです。

耐震等級2の住宅は、震度6強から7程度の地震が発生した場合でも、軽微な損傷で済む可能性が高いとされています。これは、住む人の命を守るだけでなく、住み続けた後の補修費用を抑えることにも繋がります。より高い安心感を求める方や、将来にわたって住宅の価値を維持したいと考える方にとって、耐震等級2は魅力的な選択肢となるでしょう。

耐震等級3:最高等級!地震の揺れに強く、命を守る家

耐震等級3は、現行の住宅性能表示制度で定められた最高等級の耐震性能です。等級1の1.5倍の耐震強度を持ち、極めて稀に発生する大地震(震度6強から7程度)に対しても、建物が倒壊・崩壊しないだけでなく、軽微な補修で住み続けられるレベルの性能を誇ります。

この等級は、病院や消防署、警察署といった、災害時に防災拠点となる建物と同等の耐震性が求められます。そのため、万が一の大地震が発生した場合でも、家族の命と財産を最大限に守りたいと考える方にとって、最も安心できる選択肢と言えるでしょう。

耐震等級3の住宅は、大地震後も自宅で生活を継続できる可能性が高く、避難所生活の負担を軽減できるという大きなメリットもあります。長期的な視点で見ても、建物の損傷リスクが低いため、補修費用を抑え、資産価値を維持しやすいという利点があります。

耐震等級が高いことのメリット

耐震等級の高い住宅を選ぶことは、単に地震への備えを強化するだけでなく、経済的なメリットや何よりも家族の安心と安全につながります。ここでは、具体的にどのようなメリットがあるのかを解説します。

地震保険料の割引

耐震等級の高い住宅は、地震による損害リスクが低いと評価されるため、地震保険料の割引が適用されます。これは、長期的に見れば大きな経済的メリットとなるでしょう。

具体的な割引率は以下の通りです。

  • 耐震等級3:50%割引程度
  • 耐震等級2:30%割引程度
  • 耐震等級1:10%割引程度

(※2023年1月時点の割引率です。最新の情報は保険会社にご確認ください。)

例えば、年間数万円の地震保険料が半額になることで、10年、20年と住み続ける間に数十万円単位の節約になる可能性もあります。

補修費用の軽減と資産価値の維持

地震が発生した際、耐震等級の高い住宅は、低い住宅に比べて構造的な損傷を受けにくい傾向があります。これにより、万が一の被災時にも、大掛かりな補修費用を抑えられる可能性が高まります。

また、近年では住宅の性能に対する意識が高まっており、耐震性の高さは住宅の資産価値を維持する上で重要な要素となります。将来的に売却や賃貸を検討する際にも、耐震等級の高さは大きなアピールポイントとなるでしょう。

安心感と家族の安全

最も重要なメリットは、やはり「安心感」と「家族の安全」です。日本は地震大国であり、いつどこで大きな地震が起きるか予測できません。耐震等級の高い家に住むことで、万が一の地震の際にも「家族の命が守られる」という精神的な安心感を得ることができます。

特に、大切な家族と共に暮らす家だからこそ、地震から身を守るための備えは最優先事項です。耐震等級3の家であれば、繰り返しの大きな地震にも耐えうる設計がされており、地震後の生活再建もスムーズに進む可能性が高まります。この安心感は、何物にも代えがたい大きなメリットと言えるでしょう。

耐震等級が高いことのデメリット

高い耐震等級は多くのメリットをもたらしますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。特に、家づくりにおいて予算は重要な要素となるため、メリットとデメリットの両方を理解した上で、ご自身の状況に最適な選択をすることが大切です。

建築コストの増加

耐震等級を高く設定することは、基本的に建築コストの増加に直結します。これは、より高い耐震性を実現するために、以下のような要素が必要となるためです。

  • 構造材の強化: 通常よりも太い柱や梁、あるいは高強度な木材・鉄骨などを採用する必要が生じます。
  • 耐力壁の増加・強化: 壁の量を増やしたり、壁の中に筋交いや構造用合板などを追加したりすることで、地震の揺れに耐える力を高めます。
  • 金物の強化: 柱と梁の接合部など、構造上重要な箇所に通常の建築基準法レベルよりも強度のある金物を使用します。
  • 基礎の強化: 地盤の状況によっては、より強固な基礎構造(ベタ基礎や杭基礎など)や、基礎の配筋を強化する必要が出てきます。
  • 設計・構造計算費用: 高い耐震等級の住宅を設計するには、より詳細な構造計算や専門的な知識が求められるため、設計費用も増加する傾向にあります。

これらの追加費用は、等級が上がるごとに数%から10%以上、総建築費に上乗せされることも少なくありません。そのため、耐震性と予算のバランスを慎重に検討することが重要です。

その他の考慮事項

建築コスト以外にも、耐震等級を高くすることで考慮すべき点がいくつかあります。

  • 間取りの制約: 耐力壁を多く配置する必要があるため、窓の配置や大きな吹き抜け、開放的な大空間といった間取りの自由度が制限されることがあります。
  • 建築期間の長期化: 構造計算や設計の複雑化、強化された部材の施工などにより、通常の住宅よりも建築期間が長くなる可能性があります。

これらの点を踏まえ、ご自身のライフスタイルや理想とする住まいと照らし合わせながら、最適な耐震等級を検討していくことが大切です。

耐震等級の確認方法

新築住宅と中古住宅では、耐震等級の確認方法が異なります。それぞれの状況に応じた確認方法を理解し、安心できる家選びに役立てましょう。

新築住宅の場合

新築住宅で耐震等級を確認するには、主に以下の書類や方法があります。

  • 住宅性能評価書: 住宅性能表示制度を利用して建てられた住宅には、「設計住宅性能評価書」と「建設住宅性能評価書」が発行されます。この評価書には、耐震等級を含む住宅のさまざまな性能が明記されており、最も信頼性の高い確認方法です。
  • 長期優良住宅認定書: 長期優良住宅として認定された住宅は、一定の耐震基準(耐震等級2以上)を満たす必要があります。認定書を確認することで、耐震等級を把握できます。
  • 建築会社への確認: 住宅の設計段階で、建築会社や設計事務所に直接、どのような耐震等級を想定して設計されているかを確認しましょう。契約書や設計図書に記載されている場合もあります。

中古住宅の場合

中古住宅の場合、新築時のような性能評価書がないことも多いため、別途確認が必要です。

  • 耐震診断: 専門家(建築士など)による耐震診断を受けるのが最も確実な方法です。既存の建物の構造を詳細に調査し、現在の耐震性能を評価してもらえます。費用はかかりますが、正確な情報を得られます。
  • 耐震基準適合証明書: 耐震診断の結果、現行の耐震基準を満たしていると認められた場合に発行される証明書です。この証明書があれば、中古住宅でも地震保険料の割引が適用されるなどのメリットがあります。
  • 重要事項説明書: 不動産売買の際には、宅地建物取引業者から「重要事項説明書」が交付されます。ここに耐震診断の有無や、過去の修繕履歴などが記載されている場合があります。
  • 図面や書類の確認: 売主が保管している建築当時の図面や、過去のリフォーム履歴などが残っていれば、参考にできる情報が含まれている可能性があります。

耐震等級と地震保険の関係

耐震等級の高い住宅は、地震保険料の割引が適用されるという経済的なメリットがあります。これは、耐震性の高い建物ほど地震による損害リスクが低いと評価されるためです。地震保険は、地震による住宅の損壊や火災などに対して補償する保険であり、耐震等級に応じた割引制度が設けられています。

具体的には、住宅性能表示制度で耐震等級2または3を取得している場合、地震保険料が割引の対象となります。この割引は、長期的に見ると大きな経済的負担の軽減につながるため、耐震等級の取得を検討する上で重要な要素の一つと言えるでしょう。

耐震等級に応じた地震保険料の割引率は以下の通りです。

耐震等級 割引率の目安
耐震等級3 50%程度
耐震等級2 30%程度
耐震等級1 10%程度

※上記は割引率の目安であり、保険会社や契約内容によって異なる場合があります。

このように、耐震等級が高いほど地震保険料の割引率も高くなります。特に耐震等級3では、地震保険料が半額になる可能性もあり、万が一の際の経済的負担を大きく軽減できるでしょう。長期的な視点で見れば、初期の建築コスト増加分の一部を地震保険料の割引で相殺できる可能性もあります。

地震の多い日本において、地震保険は大切な財産を守る上で欠かせないものです。耐震等級を考慮した家づくりは、家族の安全だけでなく、経済的な面でも賢い選択と言えるでしょう。

耐震等級に関するよくある質問(Q&A)

耐震等級について、ここまで様々な情報をお伝えしてきましたが、まだ疑問が残る方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、耐震等級に関してよくある質問とその回答をまとめました。

  • 耐震等級の取得は義務ですか? 建築基準法では、すべての新築住宅に対し、耐震等級1(建築基準法レベル)以上の耐震性能を持つことを義務付けています。しかし、耐震等級2や3の取得は義務ではありません。これらの高い等級は、任意で取得するものであり、より安全性の高い家づくりを目指す場合に選択されます。
  • 木造住宅でも耐震等級3は取得できますか? はい、木造住宅でも耐震等級3を取得することは可能です。近年では、耐震性を高めるための技術や工法が進化しており、適切な設計と施工を行うことで、木造住宅でも最高等級の耐震性を実現できます。ただし、その分、建築コストが増加する傾向にあります。
  • マンションにも耐震等級はありますか? マンション(共同住宅)にも耐震等級は適用されます。ただし、一戸建て住宅と比較して、構造が複雑であるため、耐震等級の評価方法や表示が異なる場合があります。新築マンションの場合、販売資料などで耐震等級が明記されていることがありますので、購入を検討する際は確認してみましょう。
  • 耐震等級は後から上げることはできますか? 既存の住宅の耐震等級を後から上げることは可能ですが、大規模なリフォームや改修工事が必要となるケースがほとんどです。耐震補強工事を行うことで、現在の耐震性能を向上させることができます。費用や工事内容は住宅の構造や築年数によって大きく異なるため、専門家による診断と見積もりが必要です。
  • 耐震等級はどこで確認できますか? 新築住宅の場合、住宅性能評価書や設計図書、長期優良住宅の認定通知書などで確認できます。中古住宅の場合は、売主から提供される住宅性能評価書、または建築当時の設計図書を確認するか、専門家による耐震診断を受けることで確認できます。これらの書類がない場合でも、建築士に相談すれば調査してもらうことが可能です。

まとめ:あなたに最適な耐震等級を選び、安心できる家づくりを

この記事では、耐震等級の基本的な意味から、等級1・2・3それぞれの違い、取得するメリット・デメリット、そして地震保険との関係まで、幅広く解説してきました。

耐震等級は、地震が多い日本において、家族の命と財産を守るために非常に重要な指標です。ご自身のライフスタイルや予算、そして何よりも「どのような安心を得たいか」という視点から、最適な耐震等級を検討することが大切です。

新築を検討されている方も、中古住宅の購入を考えている方も、リフォームで耐震性を高めたい方も、この記事で得た知識をぜひ活用してください。不明な点があれば、専門家である建築士や工務店に相談し、納得のいくまで話し合うことで、自信を持って安心できる家づくりを進めることができるでしょう。

家族が笑顔で暮らせる、強く安全な住まいを実現するための一歩を踏み出しましょう。

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