バスルームは汚れを落とすためだけでなく、1日の疲れを癒す場所でもあります。せっかく費用をかけるなら、「ゆっくり心身を安らげるバスルームにしたい」「古くなったバスルームをおしゃれにリフォームしたい」など、おしゃれで理想にフィットしたバスルームに変身させましょう!一二三工務店では、お客様の意見を尊重したデザインを提案します!
バスルームをおしゃれにリフォーム!使用目的は明確にしよう
バスルームは、ライフスタイルによってさまざまな使い方ができます。例えば「シャワーのみ使用したい」人は、浴槽がないシャワールームにリフォームしたり、「ゆったりくつろぎたい」人は、足を伸ばせる広々とした浴槽に交換したりと、使用目的によってデザインが変更できます。バスルームをリフォームする際は、どのようなスタイルでバスルームを使用するか明確にして施工のプランニングをしましょう。
バスルームをおしゃれにするアイデア3選
バスルームは、色使いやデザイン構成にこだわることでおしゃれな空間を演出できます。また、浴槽の形状や素材によってもバスルームの印象をガラッと変えられるので、自分好みにリフォームが可能です。ここでは、バスルームをおしゃれにするアイデアを3つご紹介します。
木材の特徴を活かした「和」の温泉風バスルーム
木を使用したバスルームは、老若男女問わず人気のあるデザインです。木のやわらかい風合いや、ふんわりと木の香りを感じられるバスルームは、まるで温泉のような趣のある仕様にできます。
木材の種類は多く、特に浴室に適している木材はヒノキ・サワラ・ヒバなどです。なかでもヒノキは耐久性があり、油分を含んでいるため木が腐りにくい特性があります。香りも良いので「木の質感」や「和の癒し」を求めるバスルームにぴったりです。
バスルームに「和」を取り入れつつも、シックな雰囲気を希望する人には、石材を一緒に取り入れたバスルームがおすすめです。軟質な木材と硬質な石材によるメリハリのある空間は、和風に偏りすぎない「和モダン」な内装を実現できます。木材と石材の割合により印象が変わるので、やわらかい雰囲気とパリッとした雰囲気、どちらが好きかで比率を選んでみましょう。
木材のバスルームの価格は比較的高価なため、費用を抑えたいときは全面木材ではなく浴槽のみを木材にする・床や壁面のみ木材など、部分的なリフォームを検討してみましょう。
ナチュラルな北欧デザインのバスルーム
「自然美」を活かした北欧デザインのバスルームは、シンプルな色使いとデザイン構成が魅力です。北欧デザインのバスルームは室内空間に自然を取り入れることを念頭に、大きな開口部が設けられている傾向にあり、明るい採光と通風を得られます。
優しい色合いも北欧デザインの特徴で、白やアースカラー、グレーがかったスモ―キーカラーを壁面に採用するとおしゃれさが一気に際立ちます。北欧デザインを取り入れたバスルームにリフォームする際は、浴室の照明器具にもこだわりたいです。北欧デザインに見られる照明は温かみのある暖色系が人気で、形状や風合いなどデザインが異なる電球が販売されています。電球は、防湿の照明器具に対応している品を選びましょう。
ホテルのようなラグジュアリーなデザインのバスルーム
バスタイムに非日常感を味わいたい人は、ホテルのような高級感のあるバスルームがぴったりです。バスルームでラグジュアリーな空間を演出するためには、素材感や光の陰影に注目してリフォームしましょう。
大理石やヒノキといった自然素材は、高級感がありおしゃれな空間へと導いてくれます。この他にも、御影石のような深みがあるブラックをバスルームに取り入れるのもおすすめです。落ち着いた雰囲気を演出する方法として、ダウンライトや壁際の間接照明を採用すると、淡い光がタイルや水面に反射して空間に奥行きを与えてくれます。より非日常感を味わいたい人は、浴槽に水中照明を取り入れると遊び心のあるおしゃれな光の演出を楽しめます。
快適なバスルームのため浴槽にこだわろう
快適なバスルーム作りのため空間デザインは欠かせませんが、浴槽の形状や素材にこだわることも重要です。浴槽を選ぶときは、それぞれの特徴を理解し自分に合った浴槽を選びましょう。
浴槽の形状
浴槽の形状は、大きく分けてストレート型・たまご型・ワイド型・アーチ型の4種類があります。
【ストレート型】
一般的によく見られるスタンダードな浴槽で、深めに設計されているのが特徴です。直線的でシャープなデザインが多く、肩までしっかりお風呂に浸かりたい人におすすめです。
【たまご型】
たまごのような丸みを帯びている浴槽で、バスルームを優しく、やわらかい雰囲気にできます。湯量の節約も可能でありながら、ゆったりくつろげるため、アパホテルを筆頭にたまご型の浴槽を採用するビジネスホテルも増えています。
【ワイド型】
浴槽内がワイドに広がっているため、親子など複数人で入浴しても狭さを感じず広々と使うことができます。1人で入浴をするときも、手足を伸ばしてゆったり浸かれるのが魅力です。ワイド型の浴槽は段差のあるベンチタイプもあるため、半身浴や小さな子どもを座らせるのに適しています。
【アーチ型】
浴槽のフチがアーチ状に美しいカーブを描いているデザインで、スタイリッシュな浴室が叶います。また、アーチ部分は細くなっている仕様が多く、子どもや年配の人などの転倒のリスク軽減に役立ちます。
浴槽の素材
浴槽の素材は木材以外ではFRP(繊維強化プラスチック)・ホーロー・人工大理石・などがあります。
【FRP(繊維強化プラスチック)】
ガラス繊維強化プラスチックと呼ばれる樹脂素材で、軽量かつ丈夫でありながら、耐久性や保温性にも優れた素材です。FRPは価格がリーズナブルで、カラーバリエーションも豊富にあるのが魅力ですが、汚れがつきやすいデメリットもあります。
【ホーロー】
「鋼板」や「鋳物」の表面がガラス質でコーティングされている素材で、ガラス特有のツヤのある美しさが魅力です。保温性が高くカビが生えにくいというメリットがあり、重厚感や高級感を味わえますが、ガラス質に傷がつくと本体に水が染み込んでサビ化が進んでしまうため注意が必要です。
【人工大理石】
樹脂が原料で、天然大理石に寄せた風合いやなめらかな肌触りが特徴です。人工大理石の原料は樹脂ですが、光沢が美しく衝撃に強いアクリル系と、価格がリーズナブルなポリエステル系があります。
バスルームのリフォームの費用
バスルームのリフォーム費用の相場は、50~150万円程度です。今回は「素材から考える費用」と「サイズから考える費用」をご紹介します。
素材から考える費用
バスルームの床や壁、浴槽はいくつかの素材から選び、決定します。素材により費用も大きく異なるため、素材を決定するときは素材ごとの特徴や予算に合わせて選びましょう。
床材や浴槽を例に紹介します。安価でも張り替えられる「シ―ト床材」の費用は5~10万円程度ですが、耐久性に優れた「天然石床材」は20~40万円程度です。浴槽では、最も普及している「FRP浴槽」の場合1~35万円程度ですが、高級感のある「ホーロー浴槽」の費用は8~135万円程度です。これに施工費が加算されます。
サイズから考える費用
浴槽(以下ユニットバス)は「1216」「1616」のように、4桁の数字で規格サイズを表しています。ユニットバスのサイズは、0.25坪ごとに価格も10万円程度上がります。リフォームの費用を抑えたい場合、現行のサイズと同じものを選ぶと良いでしょう。
バスルームはこだわりを持っておしゃれにリフォームしよう
毎日のように使用するバスルームは、色合いや明るさなど空間の演出次第で雰囲気が大きく異なります。素材も多いので、まずは自分がどのようなバスルームにしたいかを明確にし、こだわりを詰め込んでみましょう。バスルームのリフォームで迷った際は、ぜひ一二三工務店へご相談ください。