外壁塗装の塗料選びで最も大切な結論は、目先の価格安さだけでなく、足場代を含めた長期的な塗り替え回数で選ぶことです。
塗料には多くの種類があり、耐用年数や機能(遮熱、汚れ防止など)が大きく異なります。この記事では、2026年度の最新トレンドである環境配慮型塗料から、プロが教える屋根とのセット提案、さらには下地処理の重要性まで詳しく解説します。自宅に最適な一枚を見つけ、資産価値を守るメンテナンスを実現しましょう。
外壁塗装に使用する塗料の4つの基本成分

塗料が外壁を守る力を発揮するのは、以下の4つの成分がバランスよく配合されているからです。
- 顔料(色の素):住まいの色を決め、錆止めや太陽熱を跳ね返す効果を持たせる成分です。
- 合成樹脂(耐久性の主役):塗膜の寿命を左右する主成分です。シリコンやフッ素などの名前はこの樹脂の種類からきています。
- 添加剤(機能の補足):カビを防いだり、雨で汚れを流したりといった特別な機能を加える成分です。
- 溶剤(塗りやすさの調整):塗料を液体状に保つ成分です。環境に優しい水性と、密着力の強い油性があります。
外壁塗装に使う代表的な塗料の種類と費用相場
塗料のグレードによって、将来的にかかるメンテナンス費用が劇的に変わります。
| 塗料の種類 | 耐用年数(目安) | 費用相場(1平米あたり) | 代表的な製品例 |
| シリコン | 約7〜15年程度 | 2,300〜3,500円程度 | 水性シリコンセラUV |
| ラジカル制御 | 約12〜16年程度 | 2,500〜3,800円程度 | パーフェクトトップ |
| フッ素 | 約12〜20年程度 | 3,500〜4,800円程度 | ファインフッソ |
| 無機 | 約10〜25年程度 | 3,500〜5,500円程度 | アリーズ |
| 一二三プレミアム | 約20年超 | 自社開発(要問合せ) | 一二三オリジナル |
シリコン塗料(不動の定番)
費用と性能のバランスが最も良く、初めての塗り替えで失敗したくない方に最適です。
ラジカル制御塗料(コスパの新定番)
シリコンに近い価格でありながら、紫外線による劣化を抑える最新技術により、フッ素に近い寿命を誇ります。
フッ素・無機塗料(最高級・超高耐久)
初期費用は高くなりますが、塗り替え回数を減らせるため、20年、30年という長い目で見ると最も安上がりになる場合があります。
専門家が教える!塗料選びのよくある疑問 FAQ

リフォームを検討中の方が抱きやすい疑問を、プロの視点で解消します。
Q. 屋根と外壁は同じ塗料で塗ったほうが良いですか?
A. 屋根には外壁よりもワンランク上の耐久性を持つ塗料を選ぶのが正解です。
屋根は外壁よりも直射日光や雨風の影響を強く受けるため、劣化が早く進みます。外壁をシリコンにするなら、屋根はフッ素にするといった工夫をすることで、次回の塗り替え時期を揃えることができ、足場代の節約に繋がります。
Q. 水性塗料と油性塗料、どちらが良いのでしょうか?
A. 2026年現在は、近隣への配慮と環境負荷の低さから水性塗料が主流です。
最新の水性塗料は油性と遜色ない耐久性を持っています。シンナー特有の臭いもほとんどないため、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心して施工できます。
Q. 高い塗料を使えば絶対に長持ちしますか?
A. 塗料の質と同じくらい、洗浄や補修といった下地処理の品質が重要です。
どんなに高級な無機塗料を使っても、古い塗膜や汚れが残ったままでは数年で剥がれてしまいます。高圧洗浄やひび割れ補修を丁寧に行う業者選びが、塗料の性能を引き出す絶対条件です。
失敗しないための3つの選定ポイント

1. ライフサイクルコスト(生涯費用)を考える
一回の工事で20万円安く済ませても、10年後にまた足場代を払って塗り直すなら、最初から20年持つ高級塗料を選んだ方が結果的に数十万円お得になります。
2. 住まいの環境と機能性で選ぶ
- 暑さが気になる場合:太陽熱を遮る遮熱塗料
- 白い壁を保ちたい場合:汚れを雨で流す低汚染(セルフクリーニング)機能
- 湿気が多い場合:防カビ・防藻性能に優れた無機塗料
3. 公的な助成金制度を活用する
2026年度も、遮熱・断熱効果のある省エネリフォームに対して助成金を出す自治体が多くあります。省エネリフォーム助成など、お住まいの地域で募集があるか着工前に確認しましょう。
まとめ:資産価値を守るための賢い投資を

外壁塗装は、単なる色塗りの作業ではなく、住まいの寿命を延ばすための大切な投資です。最新のラジカル制御技術や、環境に優しい水性塗料を賢く選択し、信頼できる下地処理を行う業者に依頼しましょう。
一二三工務店では、主要メーカーの塗料はもちろん、最高峰の自社開発塗料まで幅広く取り扱っております。現地調査からお見積もり、補助金の申請サポートまで無料で対応いたします。強引な勧誘は一切行いませんので、まずはご自宅の外壁の状態を知ることから始めてみませんか。

